最終更新日
:2025/01/19
allow
動詞
〈他〉〈事〉を許す, 〈人〉に許可を与える / 《したいと思っていたことを》...にさせる, ...にできるようにする《to do》 / 《...のために》...を用意しておく, を見越しておく《for ...》
解説
1. 基本情報と概要
allow(アロー):許可する、認める
- 英語: To give permission for something to happen or someone to do something.
- 日本語: 何かが起こることや誰かが何かをすることを許可する、認めること。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。
品詞: 動詞(Verb)
CEFRレベル: B1(中級)
他の品詞の例:
- 名詞: allowance(許可、手当)
- 形容詞: allowable(許される)
2. 語構成と詳細な意味
- 接頭語: 無し
- 接尾語: 無し
- 語幹: allow
関連語:
- allow for(考慮に入れる)
- disallow(認めない、却下する)
よく使われるコロケーション:
- allow access - アクセスを許可する
- allow time - 時間を許す
- allow entry - 入場を許可する
- allow for possibility - 可能性を考慮する
- allow someone to do something - 誰かが何かをするのを許可する
- allow space - スペースを確保する
- allow use - 使用を許可する
- allow freedom - 自由を認める
- allow growth - 成長を許す
- not allow - 許さない
3. 語源とニュアンス
語源: ラテン語の「ad-」(~へ)と「laudare」(賞賛する)から、中英語の「allowen」へと変化。
ニュアンス:
- 許可を与える行為を表し、状況や行動に対してポジティブな許可を示す。
- カジュアルな場面でもフォーマルな場面でも使用される。
4. 文法的な特徴と構文
構文:
- allow + 名詞/代名詞 + to + 動詞の原形
- 例: She allowed him to go.(彼女は彼が行くのを許した。)
- allow + for + 名詞
- 例: We need to allow for some delays.(いくつかの遅延を考慮する必要があります。)
文法上のポイント:
- 他動詞として使われることが多い。
- 主に「許可する」という意味で使われるが、「考慮する」という意味でも使われることがある。
5. 実例と例文
日常会話:
- My parents allow me to stay out late on weekends.(両親は週末に遅くまで外出することを許してくれます。)
- Please allow me to explain.(説明させてください。)
- We don't allow pets in this building.(この建物ではペットは許可されていません。)
ビジネス:
- The manager allowed extra time for the project.(マネージャーはプロジェクトのために追加の時間を許可しました。)
- Employees are allowed to work from home twice a week.(従業員は週に二回在宅勤務が許可されています。)
- Please allow access to the shared drive for all team members.(すべてのチームメンバーに共有ドライブへのアクセスを許可してください。)
学術的な文脈:
- The study allows for a broader understanding of the phenomenon.(この研究は現象のより広範な理解を可能にします。)
- The experiment was designed to allow for variable conditions.(実験は可変条件を考慮するように設計されました。)
- The model allows predictions to be made with greater accuracy.(このモデルはより正確な予測を可能にします。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- Permit(許可する)
- より公式な許可に使われることが多い。
- Let(許す)
- よりカジュアルな表現。
- Authorize(権限を与える)
- 法的・公式に権限を与えるニュアンス。
反意語:
- Forbid(禁止する)
- 許可しない、禁止することを意味する。
- Deny(拒否する)
- 認めない、拒否することを意味する。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /əˈlaʊ/
アクセント:
- アメリカ英語: [əˈlaʊ]
- イギリス英語: [əˈlaʊ]
よくある発音の間違い:
a
の音を強調しすぎないようにする。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- 「allow」の後には、必ず目的語と動詞の原形(to + 動詞の原形)が続くことを忘れないようにしましょう。
- 「allow for」の場合、「for」の後に名詞が続くことに注意。
試験対策:
- TOEICや英検などの試験では、許可や考慮についての文脈でよく出題される。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「allow」は「許す」という意味なので、「a(ある)」と「low(低い)」というイメージで、「低い(ハードルが低い)」から「許す」と覚えると良いかもしれません。
- 具体的なシチュエーションを思い浮かべて、「両親が夜遅くまで外出を許してくれる」といった具体的な例で覚えると記憶に残りやすいです。
これで「allow」についての詳細な解説が完了です。学習の参考にしてください!
意味のイメージ
復習用の問題
〈他〉〈事〉を許す, 〈人〉に許可を与える / 《したいと思っていたことを》...にさせる, ...にできるようにする《to do》 / 《...のために》...を用意しておく, を見越しておく《for ...》
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