distinguish
1. 基本情報と概要
英語: Distinguish
日本語: 区別する、識別する
意味:
- To recognize or treat (someone or something) as different.
- 誰かや何かを異なるものとして認識する、または扱う。
「distinguish」は、主に何かを他のものと区別したり、識別したりする際に使われます。たとえば、「色を見分ける」や「音を聞き分ける」などの状況で使われる単語です。
品詞: 動詞
- 他の品詞例:
- 名詞: distinction (区別)
- 形容詞: distinguishable (識別可能な)
CEFRレベル: B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
- 接頭語: dis- (分離、逆)
- 語幹: tinguish (ラテン語の
distinguere
に由来)
派生語・類縁語:
- distinction: 区別
- distinguishing: 際立つ、目立つ
- distinguishable: 識別可能な
よく使われるコロケーション:
- distinguish between A and B - AとBを区別する
- distinguish oneself - 自分を際立たせる
- distinguish features - 特徴を区別する
- distinguishable from - 〜から識別できる
- clearly distinguish - 明確に区別する
- distinguish fact from fiction - 事実と虚構を見分ける
- difficult to distinguish - 見分けにくい
- easily distinguish - 容易に識別する
- distinguish by - 〜によって区別する
- distinguishable characteristics - 識別可能な特徴
3. 語源とニュアンス
語源: ラテン語の distinguere
に由来し、dis-
は 分離
、stinguere
は 突く、刺す
の意味を持ちます。つまり、何かを分けて目立たせるという意味合いがあります。
ニュアンス:
「distinguish」は、フォーマルな場面でも口語でも使われることが多いです。特に、何かを明確に区別することを強調する際に使われます。感情的な響きは少なく、理知的な文脈で使われることが多いです。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
- distinguish A from B: AをBと区別する
- be distinguished by: 〜によって区別される
- distinguish oneself: 自分を際立たせる
使用シーン: フォーマル、カジュアル両方で使用可能
他動詞: 何かを区別する時に使われるため、基本的に他動詞として使用されます。
5. 実例と例文
日常会話:
I can't distinguish the twins; they look exactly the same.
双子を見分けられないよ。全く同じに見えるんだ。Can you distinguish the taste of these two wines?
この二つのワインの味を区別できる?It's hard to distinguish between love and friendship sometimes.
時々、愛と友情を区別するのは難しい。
ビジネス:
We need to distinguish our brand from competitors.
私たちはブランドを競合他社と区別する必要があります。Her work is distinguished by its attention to detail.
彼女の仕事は細部への注意で際立っています。It's important to distinguish between personal and professional life.
私生活と仕事を区別することが重要です。
学術的:
The study aims to distinguish between various types of social behavior.
その研究は様々なタイプの社会的行動を区別することを目的としています。Distinguishing features of the species were analyzed.
その種の識別特徴が分析されました。The experiment helps to distinguish the effects of different variables.
実験は異なる変数の影響を区別するのに役立ちます。
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- differentiate: 区別する
- 例:
It's important to differentiate between right and wrong.
正しいことと間違っていることを区別することが大切です。
- 例:
- identify: 識別する
- 例:
Can you identify the person in this photo?
この写真の人物を識別できますか?
- 例:
反意語:
- confuse: 混同する
- 例:
Don't confuse me with my brother.
私と兄を混同しないでください。
- 例:
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /dɪˈstɪŋɡwɪʃ/
強勢: 第二音節 stin
にアクセントがあります。
アメリカ英語とイギリス英語の違い: 大きな違いはありませんが、発音のわずかな違いがあることがあります。
よくある発音の間違い: distinguish
の gu
部分が「グ」ではなく「グウ」と発音されることに注意。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス:
distinguish
と誤ってdistinguash
と書くことがあります。 - 同音異義語: 特にありませんが、
distinguish
の意味を他の類義語と混同しないように注意してください。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
distinguish
は「dis(分離する)」と「sting(刺す)」の組み合わせと覚えると、何かを別々にして目立たせる意味が理解しやすいです。- 「dis-」で始まる他の単語(例えば「disappear」)と関連づけて覚えると良いでしょう。
以上が動詞「distinguish」の詳細な解説です。覚える際の参考にしてください。
〈物事が〉…‘の'特徴である
〈自分〉‘を'目立たせる,有名にする
(二つのものを)区別する,見分ける《+between+名》
…‘を'区別する,見分ける,識別する,(…と)…‘を'区別する《+名+from+名》
《通例canと共に》…‘を'はっきり見る(聞く)
復習用の問題
正しいことと間違ったことを区別することは重要です。
It is important to distinguish between right and wrong.
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