doubtful
1. 基本情報と概要
doubtful(ダウトフル)
- 意味(英語): Uncertain or unsure; feeling doubt.
- 意味(日本語): 不確か、疑わしい、疑念を抱いている。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。
品詞: 形容詞
CEFRレベル: B2(中上級)
- B2: 日常的な文脈で使えるが、やや抽象的な概念を含むため、中上級者向けです。
2. 語構成と詳細な意味
- 接頭語: なし
- 接尾語: -ful(「~に満ちている」という意味を付加)
- 語幹: doubt(疑う)
関連語:
- 名詞: doubt(疑い)
- 動詞: doubt(疑う)
- 副詞: doubtfully(疑わしげに)
よく使われるコロケーション(共起表現):
- doubtful about - ~について疑念を抱いている
- doubtful result - 疑わしい結果
- doubtful future - 不確かな未来
- doubtful claim - 疑わしい主張
- doubtful situation - 疑わしい状況
- doubtful evidence - 疑わしい証拠
- doubtful prospect - 不確かな見通し
- doubtful authenticity - 疑わしい信憑性
- doubtful outcome - 不確かな結果
- doubtful reliability - 疑わしい信頼性
3. 語源とニュアンス
語源: ラテン語の dubius
(疑わしい)から派生し、Old Frenchの doute
を経由して現代英語の doubt
に至ります。そこに接尾語の -ful
が付加されて「疑いに満ちている」という意味になります。
ニュアンス: 「doubtful」は、疑いがある、または確信が持てない状況を表します。カジュアルな会話でもビジネスやフォーマルな文脈でも使われますが、疑念や不確実性を強調するため、感情的な響きを持つことがあります。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
- It is doubtful that... - それは疑わしい。
- I am doubtful about... - ~について疑念を抱いている。
イディオム:
- be doubtful of - ~を疑う
- leave someone doubtful - 誰かを疑念に満ちた状態にする
5. 実例と例文
日常会話:
- I'm doubtful about the weather tomorrow.(明日の天気が心配だ。)
- He looked doubtful when I told him the news.(彼はそのニュースを聞いて疑わしそうに見えた。)
- It's doubtful if she'll come to the party.(彼女がパーティーに来るかどうかは疑わしい。)
ビジネス:
- The project's success is doubtful due to budget constraints.(予算制約のため、プロジェクトの成功は疑わしい。)
- We are doubtful about the feasibility of this plan.(この計画の実現可能性について疑念を抱いている。)
- It's doubtful whether the market will recover soon.(市場がすぐに回復するかどうかは疑わしい。)
学術的な文脈:
- The results of the experiment are doubtful due to possible contamination.(実験の結果は、汚染の可能性があるため疑わしい。)
- Scholars remain doubtful about the authenticity of the manuscript.(学者たちはその原稿の信憑性について疑念を抱いている。)
- It is doubtful that this theory can be applied universally.(この理論が普遍的に適用できるかどうかは疑わしい。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- uncertain(不確かな)
- 例: I'm uncertain about my future plans.(将来の計画について不確かだ。)
- skeptical(懐疑的な)
- 例: She is skeptical of his claims.(彼の主張に懐疑的だ。)
反意語:
- certain(確実な)
- 例: I'm certain that he'll succeed.(彼が成功することを確信している。)
- confident(自信のある)
- 例: She is confident about her decision.(彼女は自分の決定に自信を持っている。)
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /ˈdaʊt.fəl/
強勢(アクセント): 最初の音節 doubt
に強勢があります。
アメリカ英語とイギリス英語の違い: 発音に大きな違いはありませんが、若干のイントネーションの違いがあります。
よくある発音の間違い: b
を発音しないこと。 doubt
の b
はサイレントです。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミス: doubt
の b
は発音しないため、書き落としがちです。
同音異義語との混同: doubt
と drought
(干ばつ)を混同しないように注意が必要です。
試験対策: TOEICや英検などの試験では、「doubtful」の意味や使い方を問う問題が出題されることがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
覚え方のヒント: doubt
という単語に -ful
が付いて「疑いに満ちている」と覚えると良いです。疑う気持ちが「いっぱい(full)」の状態をイメージすると理解しやすくなります。
関連ストーリー: 「何かを疑っているときに感じる不安や不確かさ」を思い浮かべると、「doubtful」のニュアンスが頭に残りやすくなります。
以上が「doubtful」の詳細な解説です。この単語は、日常会話からビジネス、学術的な場面まで幅広く使われるので、しっかり覚えておくと良いでしょう。
(事が)疑わしい,疑問を抱かせる,不確かな
(人が)疑っている,怪しんでいる
いかがわしい,問題となる
復習用の問題
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