最終更新日
:2025/01/23
hyperbole
解説
名詞「hyperbole」を解説
1. 基本情報と概要
意味: 英語で「hyperbole」は「誇張法」を意味します。日本語では、物事を実際よりも大げさに表現する修辞技法のことを指します。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。例えば、「死ぬほど疲れた」というように、実際の疲労感を大げさに表現する時などに使います。
品詞: 名詞
CEFRレベル: B2(中上級)
- B2:日常会話や書面で使われる幅広い表現を理解し、適切に使用できるレベル
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
- 接頭語: なし
- 語幹:
hyper
(超える、大きい) - 接尾語:
bole
(投げる、置く)
関連語:
- hyperbolic(形容詞):誇張的な
- hyperbolize(動詞):誇張する
コロケーション:
- use hyperbole - 誇張法を使う
- a bit of hyperbole - 少しの誇張
- pure hyperbole - 完全な誇張
- deliberate hyperbole - 意図的な誇張
- comic hyperbole - コミカルな誇張
- rhetorical hyperbole - 修辞的誇張
- literary hyperbole - 文学的誇張
- political hyperbole - 政治的誇張
- marketing hyperbole - マーケティングの誇張
- extreme hyperbole - 極端な誇張
3. 語源とニュアンス
語源: ギリシャ語の「hyperbolē(ὑπερβολή)」から来ており、「超える、投げる」という意味があります。歴史的に、修辞学や文学において使われることが多い表現技法です。
ニュアンス: 誇張法は、通常、強調や感情を引き出すために使われます。口語でも文章でも使われますが、カジュアルな場面よりもフォーマルや文学的な文脈でよく見られます。
4. 文法的な特徴と構文
構文:
- 一般的な構文:
The statement was pure hyperbole.
- イディオム: 特に定まったイディオムはありませんが、文脈に応じて使われます。
使用シーン:
- フォーマル/カジュアル:どちらでも使われるが、文学的な表現が多い
- 可算名詞:特定の誇張法を指す場合
- 不可算名詞:一般的な概念としての誇張法を指す場合
5. 実例と例文
日常会話:
I’m so hungry I could eat a horse. That's just hyperbole.
His claim about the product's effectiveness is pure hyperbole.
Don't take it seriously; it's just a bit of hyperbole.
ビジネス:
The marketing campaign was full of hyperbole to attract customers.
We need to avoid hyperbole in our financial reports.
His speech was effective, but it contained too much hyperbole.
学術的:
In literature, hyperbole is often used to create strong imagery.
The study criticizes the use of hyperbole in media reports.
Hyperbole can be a powerful rhetorical device in persuasive writing.
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- exaggeration(誇張)
- 意味が非常に似ており、日常会話でより頻繁に使われます。
- overstatement(過大評価)
- 具体的な内容を過大に評価する場合に使います。
反意語:
- understatement(控えめな表現)
- 物事を実際よりも控えめに表現すること。
例:
- exaggeration:
His story was full of exaggerations, but it was entertaining.
- understatement:
Saying the test was 'a bit difficult' was an understatement; it was incredibly hard.
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /haɪˈpɜːrbəli/
アクセント: 第2音節にアクセントがあります。発音の際、hy
の部分は「ハイ」と発音し、perbole
は「パーボリー」となります。
アメリカ英語とイギリス英語の違い: 基本的に発音は同じですが、アクセントの強弱が異なることがあります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
よくある間違い:
- スペルミス:
hyperbole
のスペルは長いので、間違えやすいです。特に「hyper」と「bole」を間違えないように注意しましょう。 - 同音異義語: 特に紛らわしい同音異義語はありませんが、意味を強調するための他の表現と混同しないようにしましょう。
試験対策:
- TOEICや英検では、修辞技法に関連する問題で出題されることがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
覚え方のヒント:
hyper
= 超える、bole
= 投げる ⇒ 超えて投げる(大げさに言う)- イメージ: 大きな魚を釣ったときに「この魚は10メートルもあった!」と冗談を言うようなイメージで覚えると、誇張の意味が頭に残りやすいです。
勉強テクニック:
- 実際の会話や文章で「hyperbole」を見つけたときに、どのように誇張されているかを分析してみる。
以上が「hyperbole」の詳細な解説です。誇張法を理解し、適切に使えるようになると、表現の幅が広がります。
意味のイメージ
意味(1)
誇張法;〈C〉誇張表現(語句)(I'm starving!「おなかがぺこぺこだ」など)
復習用の問題
英和辞書
項目の編集設定
- 項目の編集権限を持つユーザー - すべてのユーザー
- 項目の新規作成を審査する
- 項目の編集を審査する
- 項目の削除を審査する
- 重複の恐れのある項目名の追加を審査する
- 項目名の変更を審査する
- 審査に対する投票権限を持つユーザー - 編集者
- 決定に必要な投票数 - 1
例文の編集設定
- 例文の編集権限を持つユーザー - すべてのユーザー
- 例文の削除を審査する
- 審査に対する投票権限を持つユーザー - 編集者
- 決定に必要な投票数 - 1
問題の編集設定
- 問題の編集権限を持つユーザー - すべてのユーザー
- 審査に対する投票権限を持つユーザー - すべてのユーザー
- 決定に必要な投票数 - 1