最終更新日
:2025/01/23
indignity
解説
1. 基本情報と概要
Indignity(インディグニティ)
- 意味(英語): Treatment or circumstances that cause one to feel shame or to lose one's dignity.
- 意味(日本語): 恥辱やプライドを失わせるような扱いや状況のこと。
この単語は、自分の誇りや尊厳が傷つけられるような状況や扱いを指します。例えば、公共の場で侮辱されたり、不当な扱いを受ける時などです。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。
- 品詞: 名詞
- CEFRレベル: B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
- 接頭語:
in-
(否定を示す) - 語幹:
dignity
(尊厳)
派生語や類縁語:
- Dignity(尊厳)
- Indignant(憤慨した)
よく使われるコロケーション:
- Suffer indignity - 恥辱を受ける
- Face indignity - 恥辱に直面する
- Endure indignity - 恥辱に耐える
- Inflict indignity - 恥辱を加える
- Experience indignity - 恥辱を経験する
- Subjected to indignity - 恥辱を受ける
- Public indignity - 公の恥辱
- Great indignity - 大きな恥辱
- Humiliating indignity - 屈辱的な恥辱
- Personal indignity - 個人的な恥辱
3. 語源とニュアンス
語源: ラテン語 indignitas
から派生し、in-
(否定)と dignitas
(尊厳)から成り立っています。
この単語は、歴史的に個人の尊厳が損なわれる状況を指すために使われてきました。特に公共の場や他人の前での屈辱的な扱いを表すことが多いです。
使用場面:
- フォーマルな文章やスピーチで使われることが多いですが、口語でも使われることがあります。
- カジュアルな場面ではあまり使われません。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
- Suffer indignity: 恥辱を受ける
- Be subjected to indignity: 恥辱を受ける
使用シーン:
- 主にフォーマルな場面で使われます。
可算名詞・不可算名詞:
- 通常は不可算名詞として使われますが、場合によっては可算名詞として使われることもあります(例:
indignities
)。
5. 実例と例文
日常会話:
- He felt a deep sense of indignity after being publicly criticized.
- 彼は公然と批判された後、深い恥辱感を感じた。
- She endured the indignity of being ignored by her peers.
- 彼女は同僚に無視されるという恥辱に耐えた。
- They suffered the indignity of being turned away at the door.
- 彼らはドアで追い返されるという恥辱を受けた。
ビジネス:
- The employee faced the indignity of a public reprimand.
- その社員は公然の叱責という恥辱に直面した。
- The manager inflicted indignity on his team by belittling them in meetings.
- マネージャーは会議でチームを軽視することで恥辱を加えた。
- The company avoided the indignity of a public scandal.
- 会社は公のスキャンダルという恥辱を避けた。
学術的な文脈:
- The study examines the psychological impacts of social indignities.
- その研究は社会的恥辱の心理的影響を調査している。
- Historical records show numerous instances of indignity suffered by marginalized groups.
- 歴史記録は、疎外されたグループが受けた数多くの恥辱の事例を示している。
- The concept of indignity is explored in the context of human rights violations.
- 恥辱の概念は人権侵害の文脈で探求されている。
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- Humiliation(屈辱): より強い感情的な屈辱を指すことが多い。
- Disgrace(不名誉): 社会的な信用を失うこと。
- Shame(恥): 自分の行動や状況に対する恥ずかしさ。
反意語:
- Dignity(尊厳): 尊敬や誇りを持つ状態。
- Honor(名誉): 敬意や尊敬を受ける状態。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号: /ɪnˈdɪɡ.nə.ti/
- 強勢(アクセント): 第2音節にアクセントがあります(
dign
の部分)。
発音の違い:
- アメリカ英語とイギリス英語で大きな違いはありませんが、微妙な音の差があります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス:
indignity
のスペルは比較的複雑なので注意が必要です。 - 同音異義語との混同:
Indignant
(憤慨した)と混同しがちですが、意味が異なります。
試験対策:
- TOEICや英検などの試験で出題されることがあります。文脈から意味を推測する練習が重要です。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
記憶のヒント:
In-
は否定を示し、dignity
は尊厳を意味するので、「尊厳がない」というイメージで覚えると良いです。Indignity
が「恥辱」を意味することを視覚化するために、公共の場で人が侮辱されているシーンを思い浮かべると記憶に残りやすいでしょう。
勉強テクニック:
- 単語カードを使って、
dignity
関連の単語をまとめて覚えると効果的です。
意味のイメージ
意味(1)
〈U〉軽べつ(侮辱)すること;〈C〉軽べつの言葉(行為)
意味(2)
〈U〉面目のないこと;〈C〉面目のない行為
復習用の問題
英和辞書
項目の編集設定
- 項目の編集権限を持つユーザー - すべてのユーザー
- 項目の新規作成を審査する
- 項目の編集を審査する
- 項目の削除を審査する
- 重複の恐れのある項目名の追加を審査する
- 項目名の変更を審査する
- 審査に対する投票権限を持つユーザー - 編集者
- 決定に必要な投票数 - 1
例文の編集設定
- 例文の編集権限を持つユーザー - すべてのユーザー
- 例文の削除を審査する
- 審査に対する投票権限を持つユーザー - 編集者
- 決定に必要な投票数 - 1
問題の編集設定
- 問題の編集権限を持つユーザー - すべてのユーザー
- 審査に対する投票権限を持つユーザー - すべてのユーザー
- 決定に必要な投票数 - 1