innocent
1. 基本情報と概要
innocent(発音:/ˈɪnəsənt/)は、形容詞で「無罪の」「無邪気な」「無垢な」という意味です。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。
- 英語: innocent
- 日本語: 無罪の、無邪気な、無垢な
この単語は、犯罪や不正行為に関して無罪であることや、子供のように純真であどけない様子を表す際に使われます。
CEFRレベル:B1(中級)
2. 語構成と詳細な意味
- 接頭語: in-(否定を表す)
- 語幹: nocent(ラテン語の nocere「害を与える」から)
innocent の派生語や類縁語には以下のようなものがあります:
- innocence(名詞):無罪、純真
- innocently(副詞):無邪気に、無垢に
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ:
- innocent child(無邪気な子供)
- innocent bystander(巻き込まれた第三者)
- innocent victim(無実の被害者)
- innocent look(無垢な表情)
- innocent mistake(無意識のミス)
- found innocent(無罪と判決される)
- innocent until proven guilty(有罪が証明されるまで無罪)
- innocent of the crime(犯罪に無実の)
- innocent eyes(純真な目)
- entirely innocent(完全に無罪の)
3. 語源とニュアンス
語源:ラテン語の「innocens」(無害な、無罪の)から来ています。歴史的には、無罪であることや、邪悪な意図がないことを示すために使われてきました。
ニュアンス:この単語は、特定の状況での微妙なニュアンスを持つことがあります。例えば、法律的な文脈では「無罪」を強調し、日常的な文脈では「無邪気さ」や「純真さ」を示します。カジュアルな会話でも使われますが、フォーマルな文章でも頻繁に見られます。
4. 文法的な特徴と構文
形容詞として使われるため、名詞を修飾します。可算・不可算の区別はありません。
一般的な構文:
- 主語 + be動詞 + innocent(例:He is innocent.)
- innocent + 名詞(例:innocent child)
イディオム:
- as innocent as a lamb(子羊のように無垢な)
- innocent until proven guilty(有罪が証明されるまで無罪)
5. 実例と例文
日常会話:
- She looks so innocent when she smiles.(彼女が笑うととても無邪気に見える。)
- The child gave an innocent answer to the question.(その子供は質問に対して無邪気な答えをした。)
- He claimed he was innocent of the accusations.(彼はその告発に対して無実だと主張した。)
ビジネス:
- The company was found innocent of any wrongdoing.(その会社は不正行為に関して無罪とされた。)
- She maintained her innocent appearance throughout the meeting.(彼女は会議中ずっと無垢な外見を保っていた。)
- An innocent error in the financial report caused a lot of confusion.(財務報告書の無意識のミスが多くの混乱を引き起こした。)
学術的な文脈:
- The study examines the concept of innocent behavior in children.(その研究は子供の無邪気な行動の概念を検討している。)
- Historical records show that many innocent people were wrongfully convicted.(歴史的記録は、多くの無実の人々が不当に有罪判決を受けたことを示している。)
- The concept of innocent until proven guilty is fundamental to modern justice systems.(有罪が証明されるまで無罪という概念は、現代の司法制度にとって基本的なものである。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- pure(純粋な)
- guiltless(無罪の)
- blameless(非難の余地がない)
- naive(無邪気な、世間知らずの)
- virtuous(道徳的に優れた)
反意語:
- guilty(有罪の)
- culpable(罪がある、責められるべき)
ニュアンスの違い:
- pure は「純粋」に焦点を当て、主に道徳性や清潔さを強調します。
- guiltless は「無罪」であることを直接示し、法的な文脈でよく使われます。
- naive は「無邪気さ」を示しますが、時には「世間知らず」を含むことがあります。
- blameless は「非難の余地がない」ことを強調し、行動や結果に対する責任がないことを示します。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号:/ˈɪnəsənt/
アクセントは最初の音節にあります。アメリカ英語とイギリス英語で大きな違いはありませんが、アメリカ英語では「t」が軽く発音されることが多いです。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミス:末尾の「-ent」を「-ant」と書いてしまうことが多いです。
同音異義語:特にありませんが、「innocence」(無罪、純真)という名詞と混同しないように注意が必要です。
試験対策:TOEICや英検では、文章の中での意味を問う問題や、適切な形容詞を選ぶ問題で出題されることがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
ヒント:innocentの「inn」は「内側」を意味する「in」を連想させ、「内側に罪がない」とイメージすると覚えやすいです。
関連ストーリー:無邪気な子供が純粋な心で笑っている姿を思い浮かべると、この単語の持つ「無邪気さ」がより強く記憶に残ります。
勉強テクニック:例文を繰り返し音読し、無罪を主張する場面や無邪気な表現を使う状況をイメージしながら練習するとよいでしょう。
(心の)純潔な,無邪気な,天真らんまんな
(物事が)悪意のない,額のない
単純な,おめでたい
(人が)無罪の,潔白な
《補語にのみ用いて》《話》(…を)欠いている,(…が)全然ない《+of+名》
復習用の問題
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