最終更新日
:2025/01/19
around
解説
1. 基本情報と概要
around
- 意味 (英語): In a circular direction or position; on every side; approximately.
- 意味 (日本語): 円形に、周囲に、あちこちに、約、おおよそ
- こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。例えば、人や物が円形に配置されているときや、場所の周りを指すとき、または時間や数量をおおよそで示すときに使います。
品詞: 前置詞 (Preposition)、副詞 (Adverb)
CEFRレベル: A2(初級)
2. 語構成と詳細な意味
接頭語・接尾語・語幹:
- 接頭語: なし
- 接尾語: なし
- 語幹:
round
(円、周囲)
関連性:
- 派生語: roundabout(環状交差点)、round(円形、回る)
- 類縁語: surrounding(周囲の)、roundness(円形)
コロケーション:
- walk around - 周りを歩く
- look around - 周りを見る
- travel around - あちこちを旅行する
- move around - 動き回る
- turn around - 振り向く
- all around - 四方八方に
- sit around - ぶらぶら座る
- come around - 近くに来る
- gather around - 周りに集まる
- time around - 今回は
3. 語源とニュアンス
語源:
- Middle English:
arounden
froma
(on) +round
(circular) - 歴史的使用: 中世英語から現代に至るまで、場所や時間、量に関して円形や周囲を示す意味で使われてきました。
ニュアンス:
- 使用時の注意点: 基本的にはカジュアルな場面で広く使われますが、フォーマルな文章でも使われることがあります。文脈に応じて適切な意味に解釈することが重要です。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文やイディオム:
- 構文:
around
+ [場所/時間/数量]- 例:
The children are playing around the park.
- 例:
- イディオム:
come around
(意識を取り戻す、訪問する)
使用シーン:
- フォーマル/カジュアル: 両方で使用可能
- 可算/不可算: 該当なし(前置詞・副詞のため)
5. 実例と例文
日常会話:
She looked around the room.
- 彼女は部屋の中を見回した。Let's walk around the park.
- 公園の周りを歩こう。I'll be around if you need me.
- もし必要なら近くにいるよ。
ビジネス:
The meeting will start around 3 PM.
- 会議は午後3時頃に始まります。The office is located around the corner.
- 事務所は角を曲がったところにあります。We need to gather around the table to discuss this.
- この件について話し合うためにテーブルの周りに集まる必要があります。
学術的:
The research was conducted around the globe.
- 研究は世界中で行われました。The data shows a peak around 2005.
- データは2005年頃にピークを示しています。The theory revolves around this principle.
- 理論はこの原則を中心に展開しています。
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- near(近くに): 物理的に近いことを示す
- about(約、について): おおよその時間や数量を示す
- approximately(おおよそ): 正確ではないが、ほぼその時間や数量を示す
反意語:
- far(遠くに): 距離が遠いことを示す
- exactly(正確に): 具体的に正確な時間や数量を示す
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号:
- IPA: /əˈraʊnd/
アクセント:
- アメリカ英語とイギリス英語で大きな違いはありません。
- アクセントは「ra」に強調があります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミス:
arround
と誤って綴ることが多いので注意が必要です。
同音異義語との混同:
round
(円形)と混同しないようにしましょう。
試験対策:
- TOEICや英検では、前置詞の適切な使い方を問われることが多いので、文脈に応じた使い方を練習しましょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
覚えやすくするためのイメージ:
- 「around」は「円」を示す「round」に「a」がついた形です。円や周囲を想像すると覚えやすいです。
勉強テクニック:
- 実際の地図や時計を使って「around」を使う練習をすると、具体的なイメージがつかみやすくなります。
意味のイメージ
意味(1)
《米・英話》どこか…のあたりに,の付近に(《英》about)
意味(2)
《米・英話》…を回って,回ったところに(《英》about)
意味(3)
…を中心として
意味(4)
《米・英話》およそ,約
意味(5)
周りに,ぐるりと,一周して
意味(6)
《米》あちこちに(と)(《英》about)
意味(7)
《米》周辺に,あたりに,付近に(《英》about)
意味(8)
《米・英話》《be, lieなどの状態を表す動詞と共に》…のあちこちに,《移動を表す動詞と共に》…のあちこちを,…をぐるっと回って(《英》about)
意味(9)
《beなどの状態を表す動詞,また動作を表す動詞と共に》…の周りに(を),…の周囲に(を),…をぐるっと取り巻いて
復習用の問題
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