最終更新日
:2025/01/23
intrusion
解説
名詞「intrusion」の詳細解説
1. 基本情報と概要
意味:
- 英語: The act of entering a place or situation where one is unwelcome or uninvited.
- 日本語: 無断で立ち入ること、侵入。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。
品詞: 名詞 (noun)
- 派生語:
- 動詞: intrude (侵入する、割り込む)
- 形容詞: intrusive (侵入的な、押し付けがましい)
- 副詞: intrusively (押し付けがましく)
CEFRレベル: B2(中上級)
- 解説: 日常生活やビジネスシーンで使われることがあり、多少の専門的な背景知識を必要とするため、中上級者向けの単語です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
- 接頭語: in-(中に、内側に)
- 語幹: trus(押す、突き出す)
- 接尾語: -ion(動作や状態を表す名詞を作る)
関連語:
- 派生語: intruder (侵入者), intrusion detection (侵入検知)
- 類縁語: interfere (干渉する), invade (侵略する)
コロケーション:
- privacy intrusion(プライバシーの侵害)
- data intrusion(データの侵入)
- unwanted intrusion(望まない侵入)
- physical intrusion(物理的な侵入)
- electronic intrusion(電子的な侵入)
- unauthorized intrusion(許可されていない侵入)
- detect an intrusion(侵入を検知する)
- prevent an intrusion(侵入を防ぐ)
- report an intrusion(侵入を報告する)
- suffer an intrusion(侵入を被る)
3. 語源とニュアンス
- 語源: ラテン語の
intrudere
(押し入る、押し込む)から派生しており、英語では14世紀頃から使われています。 - ニュアンス: 「侵入」は一般的にネガティブな意味合いを持ち、無断で入ることに対する不快感や不安を表します。フォーマルな文脈で使われることが多いです。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
There was an intrusion into the database.
(データベースへの侵入があった。)He felt an intrusion on his privacy.
(彼はプライバシーへの侵害を感じた。)
フォーマル/カジュアル:
- フォーマルな文章や報告書で使われることが多いです。
可算/不可算:
- 通常、可算名詞として使われますが、文脈によっては不可算名詞としても使われることがあります。
5. 実例と例文
日常会話:
I hope my visit isn't an intrusion.
(訪問が迷惑でなければいいのですが。)Sorry for the intrusion, but could I ask you a question?
(お邪魔してすみませんが、質問してもいいですか?)She felt an intrusion when he entered her room without knocking.
(彼がノックせずに彼女の部屋に入ったとき、彼女は侵入を感じた。)
ビジネス:
The company has installed new systems to prevent data intrusions.
(その会社はデータ侵入を防ぐために新しいシステムを導入した。)Intrusions into our network have increased recently.
(最近、我々のネットワークへの侵入が増えている。)We need to report any intrusion immediately.
(侵入があればすぐに報告する必要がある。)
学術的:
The study focuses on the psychological effects of privacy intrusion.
(その研究はプライバシー侵害の心理的影響に焦点を当てている。)Physical intrusion detection is crucial for building security.
(物理的な侵入検知は建物のセキュリティにとって重要である。)The research analyzes the methods used to prevent electronic intrusions.
(その研究は電子侵入を防ぐための方法を分析している。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- invasion(侵略): 大規模で強制的な侵入を意味し、特に軍事的な文脈で使われる。
- encroachment(侵害): 徐々に侵入することを意味し、土地や権利に関する文脈で使われる。
- breach(侵害): 法律や規則の破壊、侵害を意味する。
反意語:
- withdrawal(撤退): 侵入や進入の反対で、引き下がることを意味する。
- retreat(退却): 特に軍事的な文脈で、前線から引き下がることを意味する。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号: /ɪnˈtruːʒən/
- アクセント: 第二音節にアクセントがあります(in-TRU-sion)。
- アメリカ英語とイギリス英語の違い: 発音に大きな違いはありませんが、地域によって若干のアクセントの違いがあります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス:
intrution
とスペルミスしやすいので注意が必要です。 - 同音異義語との混同:
intuition
(直感)と混同しやすいので、文脈で意味を確認することが重要です。 - 試験対策: TOEICや英検などで、セキュリティやプライバシーに関する問題で出題されることがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 覚えやすくするためのイメージ: 「in(中に)」+「trude(押す)」+「ion(動作)」の組み合わせで「中に押し入る動作」と覚えると良いでしょう。
- 勉強テクニック: 類似の単語「intrude」や「intrusive」と一緒に覚えると効果的です。用例を使って何度も練習することで、自然に記憶に残ります。
以上が、名詞「intrusion」の詳細な解説です。
意味のイメージ
意味(1)
(意見などを人に)押しつけること《+of+名+upon+名》
意味(2)
(…の)邪魔をすること;(…を)侵害すること《+on(upon)+名》
復習用の問題
英和辞書
項目の編集設定
- 項目の編集権限を持つユーザー - すべてのユーザー
- 項目の新規作成を審査する
- 項目の編集を審査する
- 項目の削除を審査する
- 重複の恐れのある項目名の追加を審査する
- 項目名の変更を審査する
- 審査に対する投票権限を持つユーザー - 編集者
- 決定に必要な投票数 - 1
例文の編集設定
- 例文の編集権限を持つユーザー - すべてのユーザー
- 例文の削除を審査する
- 審査に対する投票権限を持つユーザー - 編集者
- 決定に必要な投票数 - 1
問題の編集設定
- 問題の編集権限を持つユーザー - すべてのユーザー
- 審査に対する投票権限を持つユーザー - すべてのユーザー
- 決定に必要な投票数 - 1