最終更新日 :2025/01/23

as

接続詞

同じぐらい,同様に / 《比較》...ほど, ...くらい / 《様態・程度》…のように,…と同じように / 《同時》…のときに(when); …の間に,…するうちに, ...しながら(while) / 《話》《原因・理由》…だから,…なので / 《譲歩》《文》…だけれども(though)

彼女は彼女の兄と同じぐらいの背が高いです。

解説

1. 基本情報と概要

As は接続詞として使われ、多くの異なる意味や目的で使用されます。


  • 英語: As

  • 日本語: ~として、~なので、~のように、~するとき、~するにつれて

「As」は状況や理由、時間、方法、役割などを示すために使われる接続詞です。文脈に応じて意味が変わるので、使い方を理解することが重要です。

品詞: 接続詞(Conjunction)

CEFRレベル: B1(中級)

2. 語構成と詳細な意味

「As」は短く、特定の接頭語や接尾語はありません。

関連語:


  • As if: まるで~のように

  • As though: まるで~のように

  • As well as: ~と同様に

よく使われるコロケーション:


  1. As soon as possible: できるだけ早く

  2. As long as: ~である限り

  3. As far as: ~の限り

  4. As well as: ~と同様に

  5. As much as: ~と同じくらい

  6. As if: まるで~のように

  7. As though: まるで~のように

  8. As for: ~に関しては

  9. As a result: 結果として

  10. As expected: 期待通り

3. 語源とニュアンス

「As」は古英語の「ealswa」から派生し、意味は「同様に」や「同じくらい」を示していました。歴史的に「as」はさまざまな状況や比較を示すために使われてきました。

使用シーン:


  • フォーマル: ビジネスや公式文書など

  • カジュアル: 日常会話など

4. 文法的な特徴と構文

一般的な構文:


  • As + 主語 + 動詞: As I was saying, ...

  • As + 形容詞/副詞 + as: As tall as, as quickly as

  • As + 時間表現: As soon as, as long as

イディオム:


  • As if: まるで~のように

  • As though: まるで~のように

5. 実例と例文

日常会話:


  1. As soon as I get home, I'll call you.


    • 家に帰ったらすぐに電話するよ。


  2. She sings as well as a professional.


    • 彼女はプロ並みに歌います。


  3. He acted as if he knew everything.


    • 彼は全てを知っているかのように振る舞った。


ビジネス:


  1. As a result of the meeting, we have decided to proceed with the project.


    • 会議の結果として、プロジェクトを進めることに決定しました。


  2. Please complete the report as soon as possible.


    • 報告書をできるだけ早く仕上げてください。


  3. As per your request, I have attached the documents.


    • ご依頼に従い、書類を添付しました。


学術的な文脈:


  1. As shown in Figure 2, the results are consistent with previous studies.


    • 図2に示されているように、結果は以前の研究と一致しています。


  2. As the experiment progressed, unexpected results emerged.


    • 実験が進むにつれて、予期せぬ結果が現れました。


  3. As discussed earlier, the hypothesis was confirmed.


    • 前述の通り、仮説は確認されました。


6. 類義語・反意語と比較

類義語:


  • Since: ~以来、~なので

  • Because: ~だから

  • While: ~している間に

  • When: ~するとき

反意語:


  • Unlike: ~とは違って

  • Different from: ~と異なる

具体例での違い:


  • AsとBecause: 「As」はしばしば理由を示すが、文脈によっては「~として」という意味にもなる。「Because」は理由を明確に示す。


    • As it was raining, we stayed inside. (雨が降っていたので、私たちは中にいました。)

    • Because it was raining, we stayed inside. (雨が降っていたので、私たちは中にいました。)


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号: /æz/

強勢の位置:


  • ほとんどの場合、弱く発音される

アメリカ英語とイギリス英語の違い:


  • 発音に大きな違いはない

8. 学習上の注意点・よくある間違い

よくある間違い:


  • 「as」と「like」の混同: 「as」は接続詞として使われ、「like」は前置詞として使われることが多い。


    • 正しい: She acts as if she knows everything.

    • 間違い: She acts like if she knows everything.


試験対策:


  • 「As」に関する文法問題やコロケーションがよく出題されることがある。

9. 記憶に残るヒントやイメージ

「As」は多用途な接続詞で、文脈に応じて異なる意味を持つことを覚えておくと便利です。例文を使って練習し、具体的なシチュエーションをイメージすることで、自然に使えるようになります。

意味のイメージ
as
意味(1)

(…と)同じくらい,同様に

イギリス人はライオンと同じくらいユニコーンを愛する。

意味(2)

《比較》…ほど,…くらい,…ように

僕は君くらい利口だといいのだが。

意味(3)

《様態・程度》…のように,…と同じように

本や雑誌はそのままにしておきなさい。

意味(4)

《同時》…のときに(when);…の間に,…するうちに, ...しながら(while)

家を出たとき、私はかぎのことを思い出した。

意味(5)

《話》《原因・理由》…だから,…なので

疲れてるので休んだほうが良い。

意味(6)

《譲歩》《文》…だけれども(though)

儲かるかもしれないが、限界もある。

復習用の問題

同じぐらい,同様に / 《比較》...ほど, ...くらい / 《様態・程度》…のように,…と同じように / 《同時》…のときに(when); …の間に,…するうちに, ...しながら(while) / 《話》《原因・理由》…だから,…なので / 《譲歩》《文》…だけれども(though)

She is as tall as her brother.

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彼女は彼女の兄と同じぐらいの背が高いです。

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