最終更新日 :2025/01/19

listen

動詞

〈自〉(聞こうとして) 聞く / 《忠告・理性などに》耳をかす, 従う《to ...》

私はいつも両親の助言に耳を傾けている。

解説

listen

1. 基本情報と概要

意味:


  • 英語: To give one's attention to a sound.

  • 日本語: 音に耳を傾けること。

「listen」は、何かの音や話し声に注意を向けて耳を傾けることを意味する動詞です。「聞く」という意味で使われますが、注意深く耳を傾けるニュアンスがあります。

品詞: 動詞

他の品詞になった時の例:


  • 名詞: listener(聞き手)

  • 形容詞: listening(聞いている、傾聴している)

CEFRレベル: A1(超初心者)

2. 語構成と詳細な意味

接頭語: なし

接尾語: なし

語幹: listen

派生語や類縁語:


  • listener(聞き手)

  • listening(聞いていること、聴くこと)

よく使われるコロケーション:


  1. listen to music(音楽を聴く)

  2. listen carefully(注意深く聞く)

  3. listen to the radio(ラジオを聞く)

  4. listen attentively(熱心に聞く)

  5. listen to advice(アドバイスを聞く)

  6. listen in on a conversation(会話を盗み聞きする)

  7. listen for sounds(音を聞き取る)

  8. listen with interest(興味を持って聞く)

  9. listen to a podcast(ポッドキャストを聞く)

  10. listen to instructions(指示を聞く)

3. 語源とニュアンス

語源: 古英語の「hlysnan」(耳を傾ける、聞き取る)に由来します。

ニュアンス: 「listen」は、単に音を聞くだけでなく、注意深く耳を傾けるという積極的な行為を含むニュアンスがあります。カジュアルな会話やフォーマルな場面の両方で使われますが、特に注意深さを強調する際に用いられることが多いです。

4. 文法的な特徴と構文

一般的な構文:


  • listen to + 名詞(listen to music)

  • listen for + 名詞(listen for the bell)

イディオム:


  • listen up(注意して聞く)

  • listen in(盗み聞きする)

使用シーン:


  • フォーマル: listen to a lecture(講義を聞く)

  • カジュアル: listen to a friend(友達の話を聞く)

文法上のポイント: listenは自動詞であり、必ず「to」を伴って目的語を取ります。

5. 実例と例文

日常会話:


  1. Please listen to me.(私の話を聞いてください。)

  2. I love to listen to music while studying.(勉強中に音楽を聴くのが好きです。)

  3. Can you listen for the doorbell?(ドアベルの音を聞いてくれる?)

ビジネス:


  1. We need to listen to our customers' feedback.(お客様のフィードバックに耳を傾ける必要があります。)

  2. Please listen carefully to the instructions.(指示を注意深く聞いてください。)

  3. During the meeting, everyone should listen attentively.(会議中は皆が熱心に聞くべきです。)

学術的な文脈:


  1. Students should listen to the lecture for important information.(学生は重要な情報を得るために講義を聞くべきです。)

  2. The researcher listened for subtle changes in the data.(研究者はデータの微妙な変化に耳を傾けました。)

  3. It's essential to listen to different perspectives in academic discussions.(学術的な議論では異なる視点に耳を傾けることが重要です。)

6. 類義語・反意語と比較

類義語:


  • hear(聞こえる): 「hear」は意識せずに音が耳に入ることを意味し、listenのように注意深く聞くニュアンスはありません。


    • 例: I can hear the birds singing.(鳥の鳴き声が聞こえる。)


  • attend(注意を向ける): 「attend」は特に耳を使って注意を向けることを意味し、listenに近い意味を持ちます。


    • 例: Please attend to your teacher.(先生の話に注意を向けてください。)


反意語:


  • ignore(無視する): 「ignore」は意識的に注意を向けないことを意味します。


    • 例: He ignored my advice.(彼は私のアドバイスを無視した。)


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号: /ˈlɪsən/

強勢: 最初の音節に強勢があります。

アメリカ英語とイギリス英語での発音の違い: ほぼ同じですが、アメリカ英語では「t」がやや弱く発音されることがあります。

よくある発音の間違い: 「t」を強く発音しすぎない、また「e」を「i」のように発音しないことがポイントです。

8. 学習上の注意点・よくある間違い

スペルミス: lisentの欠落)

同音異義語との混同: lesson(授業、レッスン)と混同しないように注意。

試験対策:


  • TOEICや英検などのリスニングセクションで頻出。

  • 特に「listen to ~」の形をしっかり覚えておくこと。

9. 記憶に残るヒントやイメージ

覚えるためのイメージ:


  • 「listen」は「耳を傾ける」という意味を持つため、耳を大きく描いたイラストとともに覚えると良いでしょう。

  • また、「listen」の中には「silent」(静かに)が含まれていることを覚えると、静かに耳を傾けるイメージがつかめるでしょう。

勉強テクニック:


  • 実際に「listen to music」や「listen to a podcast」といった活動を通じて、体験的に覚える。

  • フレーズや例文を繰り返し音読し、自然な形で使えるようにする。

意味のイメージ
listen
意味(1)

(忠告・理性などに)耳をかす,従う《+to+

意味(2)

(聞こうとして)聞く,耳を澄ます

復習用の問題

〈自〉(聞こうとして) 聞く / 《忠告・理性などに》耳をかす, 従う《to ...》

I always listen to my parents' advice.

私はいつも両親の助言に耳を傾けている。

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