英和辞書

mogul

/ˈmoʊɡəl/

名詞

重要人物,大立者

He is a mogul in the stock market.

彼は株式市場で大物だ。

解説

1. 基本情報と概要

mogul（モーグル）は、英語で「大物」や「権力者」を意味する名詞です。特にビジネスやエンターテイメント業界などで影響力のある人物を指します。

• 英語：mogul


• 日本語：大物、権力者、重要人物

こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。例えば、「彼はハリウッドの大物プロデューサーだ」というように、特定の分野で非常に影響力がある人物を指す時に使います。

品詞：名詞

CEFRレベル：B2（中上級）

2. 語構成と詳細な意味

語構成：

• 接頭語：なし


• 接尾語：なし


• 語幹：mogul

関連語：

• mogul (動詞)：特定の分野で大きな影響を持つ


• mogulism (名詞)：大物の地位や影響力

コロケーション：

1. media mogul（メディア界の大物）


2. business mogul（ビジネス界の大物）


3. entertainment mogul（エンターテイメント界の大物）


4. real estate mogul（不動産界の大物）


5. tech mogul（テクノロジー界の大物）


6. oil mogul（石油業界の大物）


7. movie mogul（映画業界の大物）


8. fashion mogul（ファッション業界の大物）


9. publishing mogul（出版業界の大物）


10. music mogul（音楽業界の大物）

3. 語源とニュアンス

語源：
「mogul」は、ペルシャ語の「Mughal」から来ています。「Mughal」はインドのムガル帝国の支配者を意味し、17世紀に英語に取り入れられました。その後、一般的に権力者を指す意味で使われるようになりました。

ニュアンス：
この単語は、影響力や財力を持つ人物に対して使われるため、尊敬や羨望の念が含まれることが多いです。ただし、時に批判的なニュアンスで使われることもあります。

使用シーン：

• カジュアルからフォーマルまで幅広い場面で使われます。


• 主にビジネスやメディア、エンターテイメントの文脈で使用されます。

4. 文法的な特徴と構文

一般的な構文：

• He is a media mogul.


• The business mogul made headlines again.


• She became a tech mogul in her twenties.

使用シーン：

• 可算名詞として使われます。


• フォーマルな文脈でもカジュアルな会話でも使用可能です。

5. 実例と例文

日常会話：

1. Did you know that he became a real estate mogul in just five years?


2. I heard she's dating a media mogul.


3. He's a mogul in the tech industry.

ビジネス：

1. The business mogul announced a new merger today.


2. Our company was acquired by a well-known entertainment mogul.


3. She is one of the youngest fashion moguls in the industry.

学術的：

1. The influence of media moguls on public opinion is a significant area of study.


2. Research shows that tech moguls have a major impact on innovation.


3. Historical analysis of moguls in the oil industry reveals interesting patterns.

6. 類義語・反意語と比較

類義語：

• tycoon（大物、実業家）：特にビジネス界の大物を指す。


• magnate（大物、財界の実力者）：特に経済や産業界の大物を指す。


• baron（男爵、実力者）：特定の業界で大きな影響力を持つ人物を指す。

反意語：

• nobody（無名の人）：影響力や知名度がない人物を指す。


• underdog（負け犬、劣勢の人）：競争で不利な立場にある人を指す。

7. 発音とアクセントの特徴

発音記号：

• IPA: /ˈmoʊɡəl/

強勢：

• 第一音節に強勢があります。

発音の違い：

• アメリカ英語とイギリス英語での発音の違いはほとんどありません。

8. 学習上の注意点・よくある間違い

スペルミス：

• 「mogul」を「mogal」や「mugal」と間違えないように注意しましょう。

同音異義語：

• モーグル（mōgu）というスキーの技術と混同しないようにしましょう。

試験対策：

• TOEICや英検などで出題されることがありますが、特にビジネスやエンターテイメント関連の文脈で出題されることが多いです。

9. 記憶に残るヒントやイメージ

覚え方のヒント：

• 「モーグル」という言葉を聞くと、すぐに「大物」や「影響力のある人物」をイメージしましょう。


• ムガル帝国の「Mughal」から来ているので、歴史的な背景を思い出すと覚えやすいでしょう。

関連ストーリー：

• ムガル帝国の支配者が非常に強大な影響力を持っていたことを思い出して、その影響が現代の「mogul」という単語に繋がっていると考えると良いでしょう。

勉強テクニック：

• 実際に影響力のある人物を思い浮かべ、その人を「mogul」と呼んでみることで実感を持って覚えることができます。例えば、スティーブ・ジョブズやオプラ・ウィンフリーなど。

意味のイメージ

意味（1）

重要人物,大方て者