最終更新日
:2025/01/20
oppose
解説
1. 基本情報と概要
oppose(動詞)
- 英語:
to be against or resist something.
- 日本語: 「反対する、抵抗する」
この単語は、何かに対して反対する、または抵抗するという意味です。「反対する」というニュアンスで、意見や行動に対して異議を唱える場合などに使われます。
品詞: 動詞
- 他の品詞:
- 名詞: opposition(反対)
- 形容詞: oppositional(反対の)
CEFRレベル: B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
- 接頭語: op-(反対の)
- 語幹: pose(置く、構える)
- 派生語:
- opposition(反対)
- oppositional(反対の)
- opponent(反対者)
よく使われるコロケーション:
- oppose a plan(計画に反対する)
- oppose a decision(決定に反対する)
- oppose a law(法律に反対する)
- oppose strongly(強く反対する)
- oppose vehemently(激しく反対する)
- oppose the motion(議案に反対する)
- oppose government policies(政府の政策に反対する)
- oppose the war(戦争に反対する)
- oppose an idea(アイデアに反対する)
- oppose publicly(公然と反対する)
3. 語源とニュアンス
- 語源: ラテン語の「opponere」(op-(反対)+ponere(置く))
- 歴史: 古フランス語「opposer」を経て、中世英語に取り入れられました。
この単語は、意見や行動に対して強い反対の意志を示すため、使う場面ではしっかりとした否定や抵抗の意思が強調されます。
使用シーン:
- フォーマルな場面(会議、討論)
- カジュアルな場面(個人の意見表明)
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
- SVO(主語+動詞+目的語)
- 例:
She opposes the new policy.
- SV(主語+動詞)
- 例:
I oppose.
イディオム:
oppose tooth and nail
(全力で反対する)oppose on principle
(原則として反対する)
文法上のポイント:
- 他動詞: 目的語を必要とする。
- 否定形:
do not oppose
/does not oppose
5. 実例と例文
日常会話:
I oppose the idea of having a meeting on Sunday.
- 「日曜日に会議をするというアイデアに反対です。」
Why do you oppose it?
- 「なぜそれに反対するのですか?」
They opposed the new rules.
- 「彼らは新しいルールに反対しました。」
ビジネス:
The board of directors opposed the merger.
- 「取締役会は合併に反対しました。」
We strongly oppose the proposed changes.
- 「提案された変更に強く反対します。」
The employees opposed the new working hours.
- 「従業員は新しい勤務時間に反対しました。」
学術的な文脈:
Many scientists oppose the theory.
- 「多くの科学者がその理論に反対しています。」
The researchers opposed the findings of the study.
- 「研究者はその研究結果に反対しました。」
Some experts oppose this approach.
- 「一部の専門家はこのアプローチに反対しています。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- resist(抵抗する)
- 物理的または精神的に抵抗する意味が強い。
- object(反対する)
- 意見や行動に対して公式に反対を表明する。
- contest(争う)
- 競争や争いの中で反対する。
反意語:
- support(支持する)
- 何かを助けたり支持したりする。
- approve(承認する)
- 承認や賛成を示す。
- endorse(支持する)
- 公開的に支持する。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号: /əˈpoʊz/(米国英語) /əˈpəʊz/(英国英語)
強勢(アクセント):
- 第2音節に強勢があります(o-PPOSE)。
よくある発音の間違い:
- アクセントを最初の音節に置かないように注意。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス:
oppose
のスペルミスに注意(例えば、opose
と間違えやすい)。 - 同音異義語との混同:
appose
(並べる)と混同しないように注意。
試験対策:
- TOEICや英検などの試験では、主にビジネスや討論の文脈で出題されることが多いです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「反対の立場に立つ」というイメージを持つと覚えやすいです。
pose
(ポーズを取る)の反対という意味で、「何かに反対のポーズを取る」と覚えるとよいでしょう。
このように、「oppose」は反対や抵抗を示す重要な動詞であり、いろいろな場面で使うことができます。学習の際には、実際の使用例やコロケーションを覚えるとより効果的です。
意味のイメージ
意味(1)
…‘に'反対する,抵抗する(object to)
意味(2)
(…に)…‘を'対照させる,対抗させる《+名+to+名(do*ing*)》
復習用の問題
...に反対する,...に抵抗する,を阻止しようとする(object to) / 《…に》…を対照させる,を対抗させる《to ...》 / と敵対する,に挑む / 反対する
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