more
《単数扱い》(…より)もっと多くの数(量), もっと多くの程度 ; それ以上の数(量), それ以上の程度《+than…》 / 《複数扱い》《…よりも》もっと(さらに)多数の人(物)《than…》
1. 基本情報と概要
More(モア)は、英語で「より多くの」という意味を持つ代名詞・形容詞・副詞です。「more」は、量や数が増えることを表し、比較級としても使用されます。例えば、「より多くの情報が必要です」や「もっと食べたい」という場面で使われます。
品詞: 代名詞、形容詞、副詞
- 代名詞:
Do you want more?
(もっと欲しいですか?) - 形容詞:
I need more time.
(もっと時間が必要です。) - 副詞:
She sings more beautifully than anyone.
(彼女は誰よりも美しく歌います。)
- 代名詞:
CEFRレベル: A2(初級)
- A2レベルの学習者が習得する単語で、比較的簡単に使える表現です。
2. 語構成と詳細な意味
Moreには接頭語や接尾語はなく、単独で意味を持ちます。量や回数、程度が増えることを表します。
関連語:
- Most(最も):
most
は「最も多くの」を意味し、比較の最上級です。 - Many(多くの):数が多いことを表す形容詞。
- Much(たくさんの):量が多いことを表す形容詞。
- Most(最も):
よく使われるコロケーション:
- More information(より多くの情報)
- More time(より多くの時間)
- More money(より多くのお金)
- More people(より多くの人々)
- More opportunities(より多くの機会)
- More options(より多くの選択肢)
- More space(より多くのスペース)
- More problems(より多くの問題)
- More energy(より多くのエネルギー)
- More experience(より多くの経験)
3. 語源とニュアンス
Moreは古英語の「māra」に由来し、これは「大きい」や「多い」を意味しました。歴史的には、量や数が増えることを表現するために使われてきました。
- ニュアンス:
- カジュアルな場面でもフォーマルな場面でも使える汎用的な単語です。
- 「より多く」を強調する際に用いることが多いです。
4. 文法的な特徴と構文
Moreは可算名詞・不可算名詞の両方に使えます。
- 代名詞として:
Do you want more?
(もっと欲しいですか?) - 形容詞として:
I need more time.
(もっと時間が必要です。) - 副詞として:
She sings more beautifully.
(彼女はもっと美しく歌います。)
5. 実例と例文
日常会話:
Can I have some more water?
(もっと水をもらえますか?)I need more sleep.
(もっと睡眠が必要です。)Do you want more?
(もっと欲しいですか?)
ビジネス:
We need more resources for this project.
(このプロジェクトにはもっとリソースが必要です。)Can you provide more details?
(詳細をもっと提供してもらえますか?)We need more time to complete this task.
(このタスクを完了するにはもっと時間が必要です。)
学術的な文脈:
The study needs more data for accurate results.
(正確な結果を得るためにはもっとデータが必要です。)More research is needed in this field.
(この分野にはもっと研究が必要です。)We found more evidence to support our hypothesis.
(仮説を支持するためのさらなる証拠を見つけました。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- Additional(追加の):
We need additional resources.
(追加のリソースが必要です。) - Extra(追加の):
There is an extra charge for this service.
(このサービスには追加料金がかかります。) - Further(さらに):
We need further information.
(さらに情報が必要です。)
- Additional(追加の):
反意語:
- Less(より少ない):
We have less time today.
(今日はより少ない時間しかありません。) - Fewer(より少ない):
There are fewer people here.
(ここにはより少ない人しかいません。)
- Less(より少ない):
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号: /mɔːr/(アメリカ英語) /mɔː/(イギリス英語)
- アクセント: アクセントは一貫して単語全体にかかります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス:
moar
、mor
などの誤りがよくあります。 - 同音異義語:
Moor
(湿地)と混同しないように注意が必要です。 - 試験対策: TOEICや英検などの試験では、比較級や量を表す表現としてよく出題されます。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「more」は「もっと」を意味するので、「もーっと」と覚えると良いでしょう。また、more
の「m」を「more money」(もっとお金)や「more music」(もっと音楽)と関連付けることで覚えやすくなります。
以上が「more」の詳細な解説です。学習に役立ててください!
《複数扱い》《…よりも》もっと(さらに)多数の人(物)《than…》
《単数扱い》《…より》もっと多くの数(量), もっと多くの程度 ; それ以上の数(量), それ以上の程度《than…》
復習用の問題
《単数扱い》(…より)もっと多くの数(量), もっと多くの程度 ; それ以上の数(量), それ以上の程度《+than…》 / 《複数扱い》《…よりも》もっと(さらに)多数の人(物)《than…》
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