最終更新日
:2025/01/20
more
解説
1. 基本情報と概要
moreは、英語で「より多く」「さらに」「もっと」などの意味を持つ副詞です。比較級の形で使われることが多く、何かを比較するときに使います。たとえば、「I need more time.(もっと時間が必要だ)」のように使います。
- 品詞:副詞(adverb)、形容詞(adjective)としても使われることがあります。
- CEFRレベル:A2(初級)
2. 語構成と詳細な意味
- 接頭語:なし
- 接尾語:なし
- 語幹:more
関連語:
- most(最も):moreの最上級
- many(多くの):moreの元となる形
よく使われるコロケーション:
- more than(〜より多く)
- more or less(多かれ少なかれ)
- more importantly(さらに重要なことに)
- more often than not(ほとんどの場合)
- more and more(ますます)
- more likely(より可能性が高い)
- more time(もっと時間)
- more information(もっと情報)
- more money(もっとお金)
- more people(もっと人々)
3. 語源とニュアンス
語源:古英語の「māra」から来ており、「大きい」を意味します。歴史的には、比較の概念を表すために使われてきました。
ニュアンス:一般的に、moreはポジティブな意味で使われることが多いですが、文脈によってはプレッシャーや負担を感じさせることもあります。カジュアルな会話でもフォーマルな文章でも使われます。
4. 文法的な特徴と構文
- 文法的特徴:副詞として使う場合、動詞、形容詞または他の副詞を修飾します。形容詞として使う場合、名詞を修飾します。
- 一般的な構文:
- 副詞:He wants to learn more.(彼はもっと学びたい)
- 形容詞:I need more books.(もっと本が必要)
5. 実例と例文
日常会話:
Can I have some more coffee?
(もっとコーヒーをもらえますか?)I need more sleep.
(もっと寝たい。)Do you want more?
(もっと欲しい?)
ビジネス:
We need more resources to complete the project.
(プロジェクトを完了するためには、もっとリソースが必要です。)Please provide more details in your report.
(レポートにもっと詳細を記載してください。)Our company is looking to hire more staff.
(我々の会社はもっとスタッフを雇いたいと考えています。)
学術的な文脈:
Further research is needed to gather more data.
(さらなるデータを集めるためには、追加の研究が必要です。)This theory requires more evidence to be validated.
(この理論は検証されるためにもっと証拠が必要です。)The study revealed more about the subject.
(その研究は、そのテーマについてもっと明らかにした。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- further(さらに):moreと似ていますが、距離や進行の意味が含まれます。
- 例:We need further information.(さらに情報が必要です。)
- additional(追加の):moreに近いが、特に数量や量を強調します。
- 例:We need additional resources.(追加のリソースが必要です。)
反意語:
- less(より少ない):moreの反対の意味を持ちます。
- 例:I have less time today.(今日は時間が少ないです。)
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号:/mɔːr/ または /mɔr/
- アクセント:単音節の単語であり、特に強勢の位置はありません。
- アメリカ英語とイギリス英語:発音はほぼ同じですが、アメリカ英語の方が「r」の音が強調されることが多いです。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス:mroe(誤り)→ more(正しい)
- 同音異義語:なし
- 試験対策:TOEICや英検などの試験では、比較級としての使い方や、文脈での適切な使い方がよく出題されます。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 記憶のヒント:moreは「more」と「さらに多く」を連想させる「m」が頭にあるので覚えやすいです。また、「more」のスペルは「mo-」と「re-」に分けて覚えると良いです。
- イメージ:moreを使っているときは、何かを追加したり、量を増やしたりすることをイメージします。
このように「more」は日常会話からビジネスシーンまで幅広く使われる便利な単語です。是非、積極的に使ってみてください!
意味のイメージ
復習用の問題
《…より》さらに多く,もっと《+than…》 / 《形容詞・副詞の比較級を作って》《…より》もっと,いっそう《+than…》 / その上さらに / 《more…than 〜》〜よりはむしろ…
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