produce
1. 基本情報と概要
produce(動詞)
- 英語: produce
- 日本語: 生産する、製造する、産出する
「何かを作り出す、特に大量に作り出す」という意味です。工場で商品を作る場合や、農場で作物を育てる場合などに使われます。具体的には「何かを生産する」というニュアンスの単語です。
- 品詞: 動詞
他の品詞: 名詞(produce - 生産物、農産物)
CEFRレベル: B1(中級)
2. 語構成と詳細な意味
接頭語: なし
接尾語: なし
語幹: produce
派生語や類縁語:
- producer(名詞): 生産者、製作者
- production(名詞): 生産、製造
- productive(形容詞): 生産的な
- product(名詞): 製品、産物
よく使われるコロケーション:
- produce goods(商品を生産する)
- produce results(結果を出す)
- produce evidence(証拠を出す)
- produce electricity(電気を生産する)
- produce a film(映画を製作する)
- produce food(食料を生産する)
- produce crops(作物を生産する)
- produce a report(報告書を作成する)
- produce a plan(計画を作成する)
- produce an effect(効果を生み出す)
3. 語源とニュアンス
語源: ラテン語の producere
から来ており、pro-
(前に)と ducere
(導く)から成り立っています。元々の意味は「前に導き出す」でした。
ニュアンス: 「produce」は、何かを作り出す、特に大量に作り出すという意味合いが強いです。そのため、工業製品や農作物、映画や音楽などの製作に関してよく使われます。
使用シーン: フォーマルでもカジュアルでも使えますが、特にビジネスや産業、生産に関連する文脈でよく用いられます。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
- 主語 + produce + 目的語
- 例: The factory produces cars.(その工場は車を生産する。)
イディオム:
特に特定のイディオムはありませんが、文脈により意味が変わることがあります。
使用シーン: ビジネス、工業、農業、エンターテインメントなど幅広い分野で使われます。
文法上のポイント:
- 他動詞として使われ、目的語を必要とします。
- 名詞として使う場合、「農産物」という意味になります。
5. 実例と例文
日常会話:
- The garden produces a lot of vegetables.(その庭はたくさんの野菜を産出する。)
- She produced a beautiful painting.(彼女は美しい絵を描いた。)
- They produce homemade bread.(彼らは自家製のパンを作っている。)
ビジネス:
- The company produces high-quality electronics.(その会社は高品質の電子機器を生産している。)
- We need to produce a new marketing strategy.(新しいマーケティング戦略を作成しなければならない。)
- This factory produces thousands of units every day.(この工場は毎日何千ものユニットを生産している。)
学術的な文脈:
- Scientists are working to produce a vaccine.(科学者たちはワクチンを作るために働いている。)
- The study produced significant results.(その研究は重要な結果を生み出した。)
- Researchers have produced a new theory.(研究者たちは新しい理論を生み出した。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- create(創造する)
- manufacture(製造する)
- generate(生成する)
反意語:
- consume(消費する)
- destroy(破壊する)
比較例:
- create: 新しいものを初めて作り出すニュアンスが強い。「produce」は大量生産や商業的な生産に使われることが多い。
- 例: She created a new recipe.(彼女は新しいレシピを作った。)
- manufacture: 工業製品などを機械で大量に製造するニュアンス。
- 例: The factory manufactures cars.(その工場は車を製造している。)
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /prəˈdjuːs/(イギリス英語)、/prəˈduːs/(アメリカ英語)
アクセント: 第二音節に強勢(西洋風の発音では du
に強調があります)
違い: イギリス英語では「djuːs」、アメリカ英語では「duːs」と発音される違いがあります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミス: 「porduce」や「pruduce」などのスペルミスに注意してください。
同音異義語: produce
は名詞でも使われるため、文脈によって意味が異なることに注意が必要です。名詞の時は「プロデュース」と発音され、強勢が第一音節にあります(/ˈprɒd.juːs/)。
試験対策: TOEICや英検などの試験で、ビジネスや工業生産の文脈で出題されることが多いです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
覚え方: 「プロデュース」=「プロが作る」と覚えるとよいでしょう。プロが何かを作り出すイメージを持つと記憶しやすいです。
関連ストーリー: 工場で商品を大量に作っている様子や、農場で作物がたくさん育っているイメージを思い浮かべると覚えやすいです。
〈物事が〉…‘を'引き起こす,もたらす
産出する生産する
〈商品〉‘を'製造する;〈作品など〉‘を'作り出す
〈動植物が〉…‘を'生じる;〈子〉‘を'生む
…‘を'取り出す,提示する
生産物
《集合的に》農産物(特に野菜と果物)
[ある場所・地域などが]…‘を'産出する,生産する
復習用の問題
その工場は毎日何千台もの車を生産しています。
The factory produces thousands of cars every day.
英和辞書
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