最終更新日 :2025/01/23

tramp

動詞

《様態・場所などを表す副詞[句]を伴って》『ドシンドシンと歩く』 / (…を)踏みつける,踏みつぶす《+on(upon)+名》 / 《場所を表す副詞[句]を伴って》足を踏みしめて歩く / 《副詞[句]を伴って》…‘を'踏みつける / …‘を'踏みしめて歩く

彼は森をドシンドシンと歩いた。

解説

1. 基本情報と概要

tramp(動詞)


  • 英語: tramp

  • 日本語: 重い足取りで歩く、踏みつける

「tramp」は、重い足取りで歩くことや、強く踏みつけることを意味します。例えば、山道を歩くときや、雨の日にぬかるんだ道を歩くときなどに使われることが多いです。ニュアンス的には、力強く、時には無造作に歩く感じです。

品詞: 動詞

難易度: B2(中上級)

2. 語構成と詳細な意味


  • 接頭語: なし

  • 接尾語: なし

  • 語幹: tramp

派生語:


  • 名詞: tramp(放浪者)

  • 形容詞: tramping(踏みつけるような)

コロケーション:


  1. tramp through - ~を歩き回る

  2. tramp over - ~を踏み越える

  3. tramp around - ~をうろつく

  4. tramp down - ~を踏み固める

  5. tramp the streets - 街を歩き回る

  6. heavy tramp - 重い足取り

  7. constant tramp - 絶え間ない足音

  8. tramp along - ~を歩いて行く

  9. tramp in the mud - 泥の中を歩く

  10. tramp of feet - 足音

3. 語源とニュアンス

語源:
「tramp」は中英語の「trampen」から来ており、これは「踏む」「歩く」という意味です。歴史的には、放浪者が街を歩き回ることを指す言葉としても使われてきました。

ニュアンス:
「tramp」は、力強さや無造作さを伴う歩行を示します。カジュアルな場面でもフォーマルな場面でも使われますが、文脈に応じて適切かどうかを判断する必要があります。例えば、ビジネスの場面では避けた方が良いかもしれません。

4. 文法的な特徴と構文

一般的な構文:


  • 主語 + tramp + 場所: She tramped through the forest.

  • 主語 + tramp + 目的語: They tramped the muddy path.

イディオム:


  • tramp around: うろつく

  • tramp down: 踏み固める

文法上のポイント:
「tramp」は他動詞としても自動詞としても使えます。例えば、「She tramped through the field.」(自動詞)や「They tramped the muddy path.」(他動詞)といった具合です。

5. 実例と例文

日常会話:


  1. We tramped through the snow all day.


    • 私たちは一日中雪の中を歩き回った。


  2. He tramped over to my house in the rain.


    • 彼は雨の中、私の家に歩いてきた。


  3. She loves to tramp around the city.


    • 彼女は街をうろつくのが好きだ。


ビジネス:


  1. The construction workers tramped down the site.


    • 建設作業員は現場を踏み固めた。


  2. They tramped through the office with heavy boots.


    • 彼らは重いブーツでオフィスを歩き回った。


  3. The manager tramped into the meeting room.


    • マネージャーが会議室にどかどかと入ってきた。


学術的な文脈:


  1. The researchers tramped through the dense jungle.


    • 研究者たちは密林を歩き回った。


  2. They tramped over the archaeological site carefully.


    • 彼らは考古学的遺跡を注意深く歩き回った。


  3. The team tramped across the glacier for hours.


    • チームは何時間も氷河を歩いた。


6. 類義語・反意語と比較

類義語:


  • stomp: 強く踏みつける


    • 例: He stomped his feet in anger.(彼は怒って足を踏み鳴らした)


  • trudge: 重い足取りで歩く


    • 例: She trudged through the snow.(彼女は雪の中を重い足取りで歩いた)


  • plod: どっしりと歩く


    • 例: They plodded along the road.(彼らは道をとぼとぼと歩いた)


反意語:


  • tiptoe: つま先で歩く


    • 例: She tiptoed into the room.(彼女は部屋にそっと入った)


  • glide: 滑るように動く


    • 例: The swan glided across the lake.(白鳥が湖を滑るように移動した)


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号(IPA): /træmp/


  • アクセント: 第一音節にアクセントがあります(tramp)。

  • アメリカ英語とイギリス英語の違い: 特に大きな違いはありません。

  • よくある発音の間違い: 「tramp」の「a」を「e」に近い音にしてしまうことがありますが、正しくは「æ」です。

8. 学習上の注意点・よくある間違い

スペルミス: 「tramp」を「tramp」と書き間違えることがあります。
同音異義語: 「tramp」と「tramp」は同じスペルですが名詞として使う場合は「放浪者」を意味します。

試験対策:


  • TOEICや英検では文脈問題として出題されることがあります。特に「tramp」のニュアンス(重い足取り)を理解しておくことが重要です。

9. 記憶に残るヒントやイメージ

「tramp」は「trample」(踏みつける)と関連があり、どちらも足で強く踏むイメージがあります。重い足取りで歩くイメージを思い浮かべると覚えやすいでしょう。

例えば、映画やドラマでキャラクターが重い足取りで歩いているシーンを思い出すと良いかもしれません。それによって、単語の意味と感覚を視覚的に結びつけることができます。

意味のイメージ
tramp
意味(1)

《様態・場所などを表す副詞[句]を伴って》ドシンドシンと歩く

意味(2)

(…を)踏みつける,踏みつぶす《+on(upon)+名》

意味(3)

《場所を表す副詞[句]を伴って》足を踏みしめて歩く

意味(4)

…‘を'踏みしめて歩く

意味(5)

《副詞[句]を伴って》…‘を'踏みつける

復習用の問題

《様態・場所などを表す副詞[句]を伴って》『ドシンドシンと歩く』 / (…を)踏みつける,踏みつぶす《+on(upon)+名》 / 《場所を表す副詞[句]を伴って》足を踏みしめて歩く / 《副詞[句]を伴って》…‘を'踏みつける / …‘を'踏みしめて歩く

He tramped through the forest.

彼は森をドシンドシンと歩いた。

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