英和辞書

addressee

/ˌæd.rɛˈsiː/

名詞

受信人,名あて人

Please ensure that the addressee receives this letter.

この手紙が受信人に確実に届くようにしてください。

解説

1. 基本情報と概要

addressee（名詞）

• 英語: addressee


• 日本語: 受取人、宛先人、受信者

「addressee」は手紙やメッセージ、メールなどの受取人や宛先人を指す単語です。誰かが送ったものを受け取る人のことです。「受取人」や「宛先人」という意味で使われます。

• 品詞: 名詞（名詞形のみ）


• CEFRレベル: B2（中上級）

2. 語構成と詳細な意味

• 接頭語: なし


• 接尾語: -ee（受動者を表す）


• 語幹: address（宛名を書く、話しかける）

「addressee」は、「address（宛名を書く、話しかける）」に受動者を表す接尾語「-ee」がついてできた単語です。

よく使われるコロケーションと関連フレーズ

1. intended addressee（意図された受取人）


2. primary addressee（主要な受取人）


3. correct addressee（正しい受取人）


4. identify the addressee（受取人を特定する）


5. unknown addressee（未知の受取人）


6. wrong addressee（誤った受取人）


7. addressee’s details（受取人の詳細）


8. addressee not found（受取人が見つからない）


9. addressee’s address（受取人の住所）


10. notify the addressee（受取人に通知する）

3. 語源とニュアンス

「addressee」の語源は「address」＋「-ee」から来ています。「address」はラテン語の「ad（～へ）」と「directus（指向する）」から派生しています。歴史的には、手紙やメッセージを受け取る人を指して使われてきました。

この単語はフォーマルな文脈でよく使われ、特にビジネスや公式なコミュニケーションにおいて重要です。カジュアルな会話ではあまり使われず、「recipient（受取人）」などが一般的です。

4. 文法的な特徴と構文

「addressee」は可算名詞です。単数形は「addressee」、複数形は「addressees」です。

一般的な構文

• The addressee of the letter was unknown.


• Please ensure the correct addressee is listed on the envelope.


• The email was sent to the wrong addressee.

5. 実例と例文

日常会話

1. Did you check if the addressee's name is correct?
   
   
   • 「受取人の名前が正しいか確認しましたか？」
   
   


2. I think the addressee moved to a new address.
   
   
   • 「受取人は新しい住所に引っ越したと思います。」
   
   


3. The package was returned because the addressee was not found.
   
   
   • 「受取人が見つからなかったため、荷物が返送されました。」
   
   

ビジネス

1. Please confirm the addressee before sending the report.
   
   
   • 「レポートを送る前に受取人を確認してください。」
   
   


2. The invoice should be addressed to the correct addressee.
   
   
   • 「請求書は正しい受取人に宛てるべきです。」
   
   


3. We need to update the addressee's contact information.
   
   
   • 「受取人の連絡先情報を更新する必要があります。」
   
   

学術的

1. The study's findings were disseminated to a wide range of addressees.
   
   
   • 「研究の成果は幅広い受取人に配布されました。」
   
   


2. Identifying the primary addressee is crucial in communication theory.
   
   
   • 「コミュニケーション理論では主要な受取人を特定することが重要です。」
   
   


3. The addressee of the letter was a prominent scholar in the field.
   
   
   • 「手紙の受取人はその分野の著名な学者でした。」
   
   

6. 類義語・反意語と比較

• 類義語:

  
  
  • recipient（受取人）: より広範な意味で使われる。日常会話でも使いやすい。
  
  
  • receiver（受信者）: より技術的な文脈で使われることが多い。
  
  
  • beneficiary（受益者）: 受取人が利益を受ける場合に使われる。
  
  



• 反意語:

  
  
  • sender（送信者）: 何かを送る人。
  
  
  • dispatch (発送者): 物を発送する人。
  
  

7. 発音とアクセントの特徴

• 発音記号: /əˌdrɛˈsiː/ または /æˌdrɛˈsiː/


• 強勢（アクセント）: 第2音節 dress にアクセントがあります。

アメリカ英語とイギリス英語での発音の違いはほとんどありませんが、アクセントの位置に注意しましょう。

8. 学習上の注意点・よくある間違い

• スペルミスに注意。特に「addressee」の「ee」を忘れないようにしましょう。


• 「address」や「addresser（送信者）」と混同しないように。

9. 記憶に残るヒントやイメージ

「address（宛先）+ ee（受ける人）」と覚えると良いでしょう。「ee」がつくことで、「～される人」を意味することを覚えておくと他の単語にも応用できます。

• 例: employee（雇用される人）、interviewee（面接を受ける人）

これを意識して覚えると、他の「-ee」を持つ単語も理解しやすくなります。

意味のイメージ

意味（1）

受信人,名あて人