最終更新日 :2025/01/20

civilization

名詞

〈U〉〈C〉(物質的・社会的・科学的・政治的に高度な)文明;(特定の地域・国民・時代に発達した)文明[様式]/《集合的に》文明世界;文明人/〈U〉(…の)文明化,開化《+of+名》

古代エジプトの文明は印象的なピラミッドを建設しました。

解説

1. 基本情報と概要

英語: civilization

日本語: 文明

品詞: 名詞

意味: Civilizationは、人々が共同体として組織されて生活し、文化や技術、法律、経済などが発展している状態を指します。日本語では「文明」といい、社会が高度に発展し、規律や文化が整った状態を示します。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。

CEFRレベル: B2(中上級)

2. 語構成と詳細な意味

語構成:


  • 接頭語: 無し

  • 語幹: civil (市民の、社会の)

  • 接尾語: -ization(名詞を作る接尾辞)

関連性:


  • civilize (動詞): 文明化する

  • civil (形容詞): 市民の、民間の

コロケーション:


  1. ancient civilization(古代文明)

  2. modern civilization(現代文明)

  3. Western civilization(西洋文明)

  4. human civilization(人類文明)

  5. advanced civilization(高度な文明)

  6. decline of civilization(文明の衰退)

  7. civilization development(文明の発展)

  8. lost civilization(失われた文明)

  9. cradle of civilization(文明の揺籃)

  10. influences of civilization(文明の影響)

3. 語源とニュアンス

語源: ラテン語の「civilis」(市民の、社会の)から派生し、「文明化する」という意味のフランス語「civiliser」が英語に取り入れられたものです。

ニュアンス: Civilizationは、進歩的で高度な文化や技術を持つ社会を指し、ポジティブな意味合いが強いです。ただし、「文明の衰退」などの文脈ではネガティブなニュアンスも持つことがあります。主にフォーマルな文脈で使われることが多く、学術的な文章やニュース記事などでよく見られます。

4. 文法的な特徴と構文

構文:


  • 一般的な構文: The rise and fall of civilization(文明の興亡)

  • イディオム: Cradle of civilization(文明の揺籃)

使用シーン: フォーマルな文脈で使用されることが多いです。

可算・不可算: 不可算名詞(例: Civilization is important for human development.

5. 実例と例文

日常会話:


  1. I love studying ancient civilizations.(私は古代文明を学ぶのが好きです。)

  2. Civilization has come a long way.(文明は大きく進歩してきました。)

ビジネス:


  1. The impact of technology on modern civilization is significant.(現代文明に対する技術の影響は大きいです。)

  2. We discussed the role of businesses in the development of civilization.(私たちは文明の発展におけるビジネスの役割について話し合いました。)

学術的:


  1. The study of ancient civilizations provides valuable insights into human history.(古代文明の研究は人類の歴史について貴重な洞察を提供します。)

  2. Civilization and its discontents is a major topic in sociological studies.(文明とその不満は社会学の主要なテーマです。)

6. 類義語・反意語と比較

類義語:


  • Culture(文化): より狭義で、特定の集団や時代の芸術、習慣、知識を指します。

  • Society(社会): 人々の集団そのものを指し、文明ほどの高度な発展を前提としません。

反意語:


  • Barbarism(野蛮): 文明の対極にある未開で無秩序な状態を指します。

7. 発音とアクセントの特徴

発音記号: /ˌsɪvəlɪˈzeɪʃən/

アクセント: アクセントは「-za-」にあり、アメリカ英語とイギリス英語で大きな違いはありません。

8. 学習上の注意点・よくある間違い

スペルミス: civilisationcivilization の違いに注意。イギリス英語では civilisation が一般的ですが、アメリカ英語では civilization が使われます。

同音異義語: 特になし。

試験対策: TOEICや英検などの試験では、歴史や文化に関する文章でよく出題されます。

9. 記憶に残るヒントやイメージ

ヒント: 「civil(市民の)」に「-ization(~すること)」をつけて、「市民生活が発展している状態」をイメージすると覚えやすいです。

イメージ: ピラミッドや古代ローマの遺跡を思い浮かべると、「文明」の概念が具体的にイメージしやすくなります。

意味のイメージ
civilization
意味(1)

〈U〉〈C〉(物質的・社会的・科学的・政治的に高度な)文明;(特定の地域・国民・時代に発達した)文明[様式]/《集合的に》文明世界;文明人/〈U〉(…の)文明化,開化《+of+

復習用の問題

〈U〉〈C〉(物質的・社会的・科学的・政治的に高度な)文明;(特定の地域・国民・時代に発達した)文明[様式]/《集合的に》文明世界;文明人/〈U〉(…の)文明化,開化《+of+名》

The ancient civilization of Egypt built impressive pyramids.

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古代エジプトの文明は印象的なピラミッドを建設しました。

古代エジプトの文明は印象的なピラミッドを建設しました。

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The ancient civilization of Egypt built impressive pyramids.

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