controversial
1. 基本情報と概要
英語: controversial
日本語: 物議を醸す、議論を呼ぶ
「controversial」は、意見が分かれたり、議論を引き起こすような事柄や人について使われる形容詞です。たとえば、政治的な問題や社会的な話題で、人々の意見が対立するような状況で使われます。
- 品詞: 形容詞(adjective)
CEFRレベル: B2(中上級)
この単語は、ある程度英語の学習が進んだ中級から上級の学習者向けです。
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
- 接頭語: con- (一緒に、完全に)
- 語幹: trovers (回す、向かう)
- 接尾語: -ial (〜の性質を持つ)
派生語と類縁語:
- controversy (名詞) 物議、論争
- controversialist (名詞) 論争者
よく使われるコロケーション:
- controversial topic (物議を醸す話題)
- controversial issue (議論の的になる問題)
- controversial statement (論争を引き起こす発言)
- controversial decision (物議を醸す決定)
- highly controversial (非常に物議を醸す)
- controversial figure (議論を呼ぶ人物)
- controversial policy (物議を醸す政策)
- controversial opinion (議論を呼ぶ意見)
- controversial subject (物議を醸すテーマ)
- controversial law (議論の的になる法律)
3. 語源とニュアンス
語源:
ラテン語の「controversia」から派生しており、「対立する意見」を意味します。
ニュアンス:
この単語は、肯定的にも否定的にも使えますが、多くの場合、何かが社会的・政治的に敏感な話題であることを示します。フォーマルな文章でもカジュアルな会話でも使用されますが、使う際にはその話題が感情を引き起こす可能性があることを意識する必要があります。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
- be + controversial 例: This topic is controversial.
イディオム:
特にありませんが、関連フレーズとして「stir up controversy」(論争を引き起こす) があります。
使用シーン:
フォーマル/カジュアル両方で使用可能。議論を呼ぶ話題や発言について説明する際に使われます。
5. 実例と例文
日常会話:
- The new movie is quite controversial.
(その新しい映画はかなり物議を醸している。) - She made a controversial statement during the meeting.
(彼女は会議中に物議を醸す発言をした。) - That politician is known for his controversial views.
(その政治家は物議を醸す見解で知られている。)
ビジネス:
- The company's new policy has become controversial among employees.
(会社の新しい方針は社員の間で物議を醸している。) - We need to address this controversial issue in the next meeting.
(次の会議でこの議論を呼ぶ問題に対処する必要がある。) - The CEO's controversial decision impacted the stock prices.
(CEOの物議を醸す決定が株価に影響を与えた。)
学術的な文脈:
- The research paper presents a controversial hypothesis.
(その研究論文は議論を呼ぶ仮説を提示している。) - This theory remains controversial among scientists.
(この理論は科学者の間で物議を醸している。) - The results of the study were highly controversial.
(その研究の結果は非常に物議を醸した。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- contentious (争いを引き起こす)
- disputed (論争中の)
- debatable (議論の余地がある)
反意語:
- uncontroversial (物議を醸さない)
- agreeable (同意できる)
- accepted (受け入れられた)
比較例:
- controversial: The new law is controversial. (新しい法律は物議を醸している。)
- contentious: The issue is contentious among the members. (その問題はメンバー間で争いを引き起こしている。)
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /ˌkɒn.trəˈvɜː.ʃəl/ (イギリス英語), /ˌkɑːn.trəˈvɝː.ʃəl/ (アメリカ英語)
アクセント:
- イギリス英語: 第二音節(trə)に主なアクセントがあります。
- アメリカ英語: 第二音節(trə)に主なアクセントがあります。
よくある発音の間違い:
「controversial」の「tro」の部分を弱く発音しないこと。強調する音節は「ver」です。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミス:
- 「controvercial」と書き間違えることがありますが、正しくは「controversial」です。
混同しやすい単語:
- controversy (名詞) 物議、論争
- controvert (動詞) 反論する
試験対策:
TOEICや英検などの試験では、文章中の議論を示す文脈で出題されることが多いです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
覚え方のヒント:
「contro-」は「対立する」という意味を持つことから、「反対意見が多い」というイメージを持つと覚えやすいです。
関連ストーリー:
例えば、ある映画が社会的なテーマを扱っており、多くの人々が異なる意見を持って議論しているシーンを思い浮かべると、「controversial」の意味がイメージしやすいです。
音やスペリングのポイント:
「controversy」と「controversial」の違いを意識して、後者は形容詞であることを覚えましょう。
以上が、形容詞「controversial」の詳細な解説です。
議論の,論争上の, 論争の余地のある
議論好きの
復習用の問題
The executive assumed responsibility for the scandal caused by his controversial remarks.
英和辞書
- 項目の編集権限を持つユーザー - すべてのユーザー
- 項目の新規作成を審査する
- 項目の編集を審査する
- 項目の削除を審査する
- 重複の恐れのある項目名の追加を審査する
- 項目名の変更を審査する
- 審査に対する投票権限を持つユーザー - 編集者
- 決定に必要な投票数 - 1
- 例文の編集権限を持つユーザー - すべてのユーザー
- 例文の削除を審査する
- 審査に対する投票権限を持つユーザー - 編集者
- 決定に必要な投票数 - 1
- 問題の編集権限を持つユーザー - すべてのユーザー
- 審査に対する投票権限を持つユーザー - すべてのユーザー
- 決定に必要な投票数 - 1