最終更新日
:2025/01/23
objective
解説
1. 基本情報と概要
objective
(形容詞)
- 英語: objective
- 日本語: 客観的な
「objective」は「客観的な」という意味で、主観的な意見や感情に影響されず、事実や現実に基づいて判断するニュアンスを持つ単語です。例えば、評価や判断をするときに感情を排除し、冷静に事実だけに基づいて行う際に使います。
品詞: 形容詞
他の品詞:
- 名詞: objective(目標、目的)
CEFRレベル: B2(中上級)
- この単語は中上級レベルの学習者にとって理解しやすいものです。少し抽象的な概念を含むため、基礎的な単語を学んだ後に学ぶのが適しています。
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
- 接頭語: なし
- 語幹:
object
(物・対象) - 接尾語:
ive
(形容詞を作る接尾語)
関連語:
- 名詞: object(物、対象)
- 動詞: object(反対する)
コロケーション:
- objective analysis - 客観的な分析
- objective opinion - 客観的な意見
- objective criteria - 客観的な基準
- objective measurement - 客観的な測定
- objective truth - 客観的な真実
- objective perspective - 客観的な視点
- objective evidence - 客観的な証拠
- objective viewpoint - 客観的な見解
- objective judgment - 客観的な判断
- remain objective - 客観的である
3. 語源とニュアンス
語源:
- ラテン語の「objectum」(物、対象)に由来し、そこから「object」(物、対象)という意味が派生しました。形容詞形の「objective」は、物や対象に関連するという意味から「客観的な」という意味が発展しました。
ニュアンス:
- 「objective」は感情や個人的な意見を排除し、事実や実際の状況に基づく判断を強調する際に使います。特に科学的な分析や公正な評価が求められる場面で重宝されます。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
- be objective about: ~について客観的である
- Try to be objective about the situation.
- remain objective: 客観的である
- It is important to remain objective in this discussion.
使用シーン:
- フォーマルな文脈でもカジュアルな文脈でも使われますが、特にビジネスや学術的な文脈で頻繁に使用されます。
5. 実例と例文
日常会話:
- Let's try to be objective about this problem.
- この問題について客観的に考えましょう。
- Can you give me an objective opinion?
- 客観的な意見を教えてくれませんか?
- It's hard to remain objective when you're so close to the issue.
- 問題に近すぎると客観的でいるのは難しいです。
ビジネス:
- We need an objective analysis of the sales data.
- 私たちは販売データの客観的な分析が必要です。
- Please provide an objective assessment of the project.
- プロジェクトの客観的な評価をしてください。
- An objective perspective is crucial for making fair decisions.
- 公正な決定を下すためには客観的な視点が重要です。
学術的な文脈:
- The study aims to provide an objective evaluation of the new method.
- この研究は新しい方法の客観的な評価を提供することを目的としています。
- The results must be interpreted in an objective manner.
- 結果は客観的な方法で解釈されなければなりません。
- Objective evidence supports the hypothesis.
- 客観的な証拠が仮説を支持しています。
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- impartial(公平な)
- 感情や偏見に影響されず、公平であることを強調します。
- 例: An impartial judge is essential for a fair trial.
- unbiased(偏りのない)
- 偏見や先入観がないことを強調します。
- 例: The report provided an unbiased view of the situation.
反意語:
- subjective(主観的な)
- 個人的な意見や感情に基づくことを強調します。
- 例: Her subjective view of the event was quite different from mine.
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号:
- IPA: /əbˈdʒɛktɪv/
アクセント:
- 第一音節に強勢があります。 /əb-ˈdʒɛk-tɪv/
アメリカ英語とイギリス英語の違い:
- 特に大きな発音の違いはありませんが、アメリカ英語ではやや強調されることが多いです。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミス:
- 「objective」のスペリングは比較的簡単ですが、「o」が「u」と誤って綴られることが時々あります。
同音異義語:
- object(物、対象)と混同しないように注意しましょう。
試験対策:
- TOEICや英検では「objective」はビジネスや学術的な文脈でよく出題されます。特に客観的な分析や評価に関連する問題で見かけることが多いです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
覚えやすくするためのイメージ:
- 「object」は「物」や「対象」を意味し、それに「-ive」が付くことで「物に関連する」→「物に基づく」→「客観的な」というイメージで覚えましょう。
勉強テクニック:
- 客観的な視点を持つことが重要な場面を思い浮かべながら、関連する単語やフレーズと一緒に覚えると効果的です。例えば、ニュース記事を読みながら「objective」と「subjective」の違いを意識することで、理解が深まります。
以上が形容詞「objective」の詳細な解説です。学習に役立ててください。
意味のイメージ
意味(1)
(心の中だけでなく)実際に存在する,実在の
意味(2)
客観的な
意味(3)
(文法で)目的格の
復習用の問題
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