最終更新日 :2025/01/20

whole

名詞

〈U〉《the ~》(…の)全部,全体,全量《+of+名》 / 〈C〉完全なもの,統一体

全体として、プロジェクトは成功だった。

解説

名詞「whole」の詳細解説

1. 基本情報と概要

英語: whole

日本語: 全体、全部、全て

「whole」は「全体」や「全部」を意味する名詞です。例えば、ある物やグループの全体を指すときに使います。例えば、「The whole of the book」(本の全体)や「The whole class」(クラス全体)などの文脈で使用されます。

品詞: 名詞

他の品詞: 形容詞(whole: 全部の、全体の)

CEFRレベル: B1(中級)

この単語は日常会話でもよく使われるため、中級レベルの学習者にも馴染みやすい単語です。

2. 語構成と詳細な意味

語構成: この単語は接頭語や接尾語を持たない単語です。

派生語:


  • wholly (副詞: 完全に)

  • wholeness (名詞: 完全、全体性)

よく使われるコロケーション:


  1. the whole thing - 物事全体

  2. the whole story - 全ての話

  3. the whole process - 全ての過程

  4. the whole issue - 問題全体

  5. whole life - 一生

  6. whole day - 一日中

  7. whole world - 全世界

  8. whole family - 家族全体

  9. whole group - グループ全体

  10. whole body - 全身

3. 語源とニュアンス

語源: 古英語の「hāl」(健康、全体)から派生し、中世英語を経て現在の形になりました。

ニュアンス: 「whole」は全体や全部を意味し、部分的なものではなく全てを含むことを強調します。カジュアルな場面でもフォーマルな場面でも使える単語です。

4. 文法的な特徴と構文

名詞: 可算名詞(例: The whole of the cake was eaten. ケーキ全体が食べられた。)

一般的な構文:


  • The whole of + 名詞(例: The whole of the movie was exciting. 映画全体が面白かった。)

  • whole + 名詞(例: The whole class participated. クラス全体が参加した。)

5. 実例と例文

日常会話:


  1. I ate the whole pizza by myself. (私は一人でピザ全部を食べました。)

  2. She told me the whole story. (彼女は私に全ての話をしました。)

  3. We spent the whole day at the beach. (私たちは一日中ビーチで過ごしました。)

ビジネス:


  1. The whole team needs to be present at the meeting. (チーム全体が会議に出席する必要があります。)

  2. We need to review the whole process for efficiency. (効率のために全過程を見直す必要があります。)

  3. The whole project was a success. (プロジェクト全体が成功しました。)

学術的:


  1. The whole of the data must be analyzed. (全てのデータを分析する必要があります。)

  2. The whole theory is based on this principle. (この理論全体がこの原則に基づいています。)

  3. The whole experiment was conducted under controlled conditions. (実験全体が制御された条件下で行われました。)

6. 類義語・反意語と比較

類義語:


  • entire(全体の、全ての): より強調された形で「全て」を意味します。


    • 例: The entire book was fascinating. (本全体が魅力的でした。)


  • complete(完全な、全ての): 何も欠けていないことを強調します。


    • 例: The complete report was submitted. (完全な報告書が提出されました。)


反意語:


  • part(部分): 全体の一部を意味します。


    • 例: Only part of the story is true. (話の一部だけが本当です。)


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号: /hoʊl/

強勢: 単音節のため、特定の強勢位置はありません。

アメリカ英語とイギリス英語の発音: 両方の発音はほぼ同じです。

よくある発音の間違い: 「hole」と混同しないように注意が必要です。「hole」は穴を意味し、発音も異なります(/hoʊl/ vs. /hoʊl/)。

8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: 「whole」を「hole」と間違えないように注意しましょう。

  • 同音異義語: 「hole」(穴)と混同しやすいので、文脈で判断することが重要です。

  • 試験対策: TOEICや英検などの試験では、文脈を理解して「whole」と「part」などの対比を正確に把握することが求められます。

9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「whole」の「w」は「世界(world)」の「w」と覚えると、全体を指す意味が記憶に残りやすいです。

  • 「hole」(穴)との区別: 「whole」の「w」は「全体の輪(whole)」と覚えて、何かが欠けていない完全な形をイメージすると良いです。

以上が名詞「whole」の詳細な解説です。

意味のイメージ
whole
意味(1)

〈U〉《the ~》(…の)全部,全体,全量《+of+名》

意味(2)

〈C〉完全なもの,統一体

復習用の問題

〈U〉《the ~》(…の)全部,全体,全量《+of+名》 / 〈C〉完全なもの,統一体

As a whole, the project was a success.

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全体として、プロジェクトは成功だった。

全体として、プロジェクトは成功だった。

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As a whole, the project was a success.

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