最終更新日
:2025/01/22
cry
解説
1. 基本情報と概要
cry(動詞)
- 英語: cry
- 日本語: 泣く、叫ぶ
「cry」は、涙を流して感情を表現すること、または大きな声で叫ぶことを意味します。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。
- 品詞: 動詞
他の品詞での例: 名詞(cry: 泣き声、叫び声)
CEFRレベル: A2(初級)
2. 語構成と詳細な意味
- 語幹: cry
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ
- cry out - 叫ぶ
- cry for help - 助けを求めて叫ぶ
- cry with joy - 嬉し泣きする
- cry over spilt milk - 過ぎたことを嘆く
- cry in pain - 痛みに泣く
- cry your eyes out - 泣きじゃくる
- cry wolf - 嘘をついて助けを求める
- cry on someone's shoulder - 誰かに寄りかかって泣く
- have a good cry - 思い切り泣く
- a cry for justice - 正義を求める叫び
3. 語源とニュアンス
cryの語源は、中世英語の「crien」、古フランス語の「crier」、さらにラテン語の「quiritare」(助けを求めて叫ぶ)に遡ります。歴史的には、助けを求める叫び声や感情の表現として使われてきました。
この単語は、感情的な響きを持ち、非常に強い感情(喜び、悲しみ、痛みなど)を表現する際に使われます。日常会話でもフォーマルな場面でも使用されることが多いです。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
- 主語 + cry + 目的語: She cried tears of joy.(彼女は嬉し泣きした)
- cry out: He cried out in pain.(彼は痛みに叫んだ)
フォーマル/カジュアル:
- この単語はどちらのシーンでも使用される。
他動詞/自動詞:
- 自動詞: She cried.(彼女は泣いた)
- 他動詞: She cried tears of joy.(彼女は嬉し泣きした)
5. 実例と例文
日常会話
Why are you crying?
(どうして泣いているの?)He cried when he saw the movie.
(彼はその映画を見て泣いた。)I just need to have a good cry.
(ただ思い切り泣きたい。)
ビジネス
The baby cried during the meeting.
(会議中に赤ちゃんが泣いた。)She cried out for help.
(彼女は助けを求めて叫んだ。)He cried tears of relief after the project was completed.
(プロジェクトが完了した後、彼は安堵の涙を流した。)
学術的な文脈
Studies show that crying can relieve stress.
(研究によると、泣くことはストレスを軽減することができる。)The child cried out in protest.
(その子供は抗議して叫んだ。)Crying is a natural response to emotional stimuli.
(泣くことは感情的な刺激に対する自然な反応です。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- weep(泣く):
She wept silently.
(彼女は静かに泣いた。) - sob(すすり泣く):
He sobbed uncontrollably.
(彼は抑えきれずにすすり泣いた。) - bawl(大声で泣く):
The baby bawled loudly.
(赤ちゃんが大声で泣いた。)
反意語
- laugh(笑う):
She laughed at the joke.
(彼女はそのジョークに笑った。) - smile(微笑む):
He smiled warmly.
(彼は温かく微笑んだ。) - cheer(歓声を上げる):
The crowd cheered.
(群衆が歓声を上げた。)
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号(IPA): /kraɪ/
- アクセントの位置: 単語全体にアクセントが置かれる
- アメリカ英語とイギリス英語の違い: 発音に大きな違いはない
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス:
cry
は短い単語なので、スペリングミスは少ないが、「cray」と間違えないように注意。 - 同音異義語:
cry
と「声を上げる」という意味のcry out
を混同しないようにする。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- ヒント: 「涙を流す」と「声を上げる」の両方の意味を持つことを覚えておくと便利です。
- イメージ: 泣いている赤ちゃんや、助けを求めて叫んでいる人のイメージを持つと覚えやすいです。
以上が、動詞「cry」の詳細な解説です。この情報が学習のお役に立てれば幸いです。
意味のイメージ
復習用の問題
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