最終更新日
:2025/01/20
overall
解説
1. 基本情報と概要
overall(オーバーオール)は形容詞で、「全体の、総合的な」という意味です。例えば、「全体的な評価」や「総合的な計画」といった場面で使われます。こういう場面で使われると、全体の状況や評価を一言でまとめるニュアンスが含まれます。
- 英語: overall
- 日本語: 全体の、総合的な
品詞: 形容詞
CEFRレベル: B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
- 接頭語: over-(超えて、上に)
- 語幹: all(全て)
派生語や関連語:
- 副詞: overall(全体的に)
- 名詞: overall(作業着、オーバーオール)
よく使われるコロケーション:
- overall performance(全体のパフォーマンス)
- overall impression(全体的な印象)
- overall result(全体の結果)
- overall cost(総合的なコスト)
- overall strategy(総合的な戦略)
- overall rating(総合的な評価)
- overall impact(全体的な影響)
- overall plan(全体の計画)
- overall growth(全体的な成長)
- overall view(全体的な見解)
3. 語源とニュアンス
語源: 「over」は「上に、超えて」、「all」は「全て」を意味します。これらが組み合わさることで「全体にわたる」という意味になります。
使用時の注意点: 「overall」はフォーマルな文章やビジネスシーンでよく使われますが、日常会話でも使われます。全体の状況や評価を一言でまとめるときに便利です。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
- 形容詞として使用:
The overall performance was satisfactory.
(全体のパフォーマンスは満足できるものでした。) - 副詞として使用:
Overall, the project was a success.
(全体的に見て、プロジェクトは成功でした。)
使用シーン: フォーマル/カジュアル両方で使用可能。
5. 実例と例文
日常会話:
Overall, I think the movie was great.
(全体的に見て、その映画は素晴らしかったと思う。)The overall experience at the restaurant was good.
(そのレストランでの全体的な体験は良かったです。)Overall, I'm happy with my purchase.
(全体的に見て、買い物に満足しています。)
ビジネス:
The overall budget for the project needs to be reviewed.
(プロジェクトの総合的な予算を見直す必要があります。)Overall, the company's performance has improved this quarter.
(全体的に見て、今四半期の会社のパフォーマンスは向上しました。)We need to consider the overall impact of this decision.
(この決定の全体的な影響を考慮する必要があります。)
学術的:
The overall findings of the study suggest a positive trend.
(研究の全体的な結果は、肯定的な傾向を示唆しています。)Overall, the data supports the hypothesis.
(全体的に見て、データは仮説を支持しています。)The overall conclusion is that more research is needed.
(全体的な結論としては、さらに研究が必要だということです。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- general(一般的な)
The general consensus is that the policy is effective.
(一般的な意見として、その政策は効果的だということです。)
- total(全体の)
The total cost of the project is high.
(プロジェクトの全体のコストは高いです。)
- comprehensive(包括的な)
A comprehensive review is needed.
(包括的なレビューが必要です。)
反意語:
- partial(部分的な)
The partial results are promising.
(部分的な結果は有望です。)
- specific(特定の)
We need specific details.
(具体的な詳細が必要です。)
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号: /ˌoʊ.vəˈrɔːl/(アメリカ英語)、/ˌəʊ.vəˈrɔːl/(イギリス英語)
- アクセント: 第2音節に強勢があります(-ver-)。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
よくある間違い:
- スペルミス:
overal
やover all
と間違えることがあります。 - 混同:
overall
とcoverall
(作業着)を混同することがあります。
試験対策:
- TOEICや英検などの試験では、総合評価や全体的な影響を述べる際に使われることが多いです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「over」と「all」で「全てを超えて」という意味をイメージすると覚えやすいです。また、「全体を見渡す」という視覚的なイメージを持つと良いでしょう。
勉強テクニック:
- フラッシュカードを使って「overall」を使った例文を覚える。
- 音読練習で発音とアクセントを確認する。
- 日常会話やビジネスシーンで「overall」を意識的に使ってみる。
意味のイメージ
意味(1)
全部の,全般的な,全面的な
意味(2)
(物の)端から端までの
復習用の問題
英和辞書
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