「ついお宅のバラに見とれてしまってまして。本当に華やかですこと」「まあ、お上手ねえ。それはどうも」
「っていうか、あなたは誰なの!?」床に転がっている俺は無視して、伊織はその少女を問いただしていた。
「どうだった?」「急性虫垂炎だって」
「とすると石造り?」「一般的なRC造よ」
「なんて言ってるの?」「祝詞も知らないのか?」「祝詞?」「神道の呪文のようなもん。」
「ねこまっしぐら」というのは、飼い猫がエサに向かってまいしんする様子を表している。
「ひょっとして、今まで気づいてなかったのですか」「いや、まぁ・・・。想像の埒外だったもんで・・・」
「ぼくだいじょうぶ?」といわれました。 「だいじょうぶ」とこたえました。
「ボクは寝てないさ。いつもサボッてるだけ」「そっちのほうが質悪い!」
「まあ、見た目は変なヤツだが・・・中身はもっと変だ」「フォローになってないです」
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