元となった辞書の項目
rival
解説
1. 基本情報と概要
rival(ライバル)
意味:
- 英語: A person, company, or thing that competes with another in a contest or for a certain objective.
- 日本語: 競争相手、対抗者
「rival」は、何かを競い合う相手を指す単語です。スポーツの試合やビジネスの競争、学業での成績争いなど、さまざまな場面で使われます。相手と競い合うというニュアンスが含まれています。
品詞:名詞(動詞としても使われます)
- 動詞:
rival
(競う) - 形容詞:
rivalrous
(競争的な)
CEFRレベル:B1(中級)
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
- 語幹:
rival
(競争相手)
関連語:
- rivalry(競争、対立)
- rivalrous(競争的な)
コロケーション:
- fierce rival(激しい競争相手)
- main rival(主要な競争相手)
- business rival(ビジネスの競争相手)
- bitter rival(激しいライバル)
- close rival(近い競争相手)
- political rival(政治的な競争相手)
- lifelong rival(生涯のライバル)
- arch rival(最大のライバル)
- rival team(対戦チーム)
- rival company(競合会社)
3. 語源とニュアンス
語源:
- ラテン語の
rivalis
に由来し、もともとは「同じ川の水を共有する者」という意味でした。そこから転じて、資源や目標を巡って競い合う相手を意味するようになりました。
ニュアンス:
- 「rival」は相手との競争を強調する言葉で、時には強い感情や緊張感を伴うことがあります。スポーツやビジネスではよく使われますが、日常生活でも友人や同僚との軽い競争を指す場合にも使われます。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
- He is my biggest rival in the competition.(彼はその競技で私の最大のライバルです。)
- The two companies have been rivals for years.(その2つの会社は何年も競争してきました。)
イディオム:
rival sb/sth for/in sth
(~において誰か/何かと競う)rivalry between
(~間の競争)
文法上のポイント:
- 名詞: 可算名詞
- 動詞: 他動詞として使用(例: rival someone)
5. 実例と例文
日常会話:
John and I have been rivals since high school.
(ジョンと私は高校以来のライバルです。)I can't believe our team beat our biggest rival!
(私たちのチームが最大のライバルを打ち負かしたなんて信じられない!)She’s always been a rival in academics.
(彼女は学業でいつもライバルでした。)
ビジネス:
Our company’s main rival has launched a new product.
(我が社の主要な競争相手が新製品を発売しました。)We need to stay ahead of our rivals in the market.
(市場で競争相手をリードし続ける必要があります。)The merger will make us a stronger rival in the industry.
(合併は我々を業界の強力な競争相手にします。)
学術的な文脈:
The two theories have been rivals for decades.
(その2つの理論は何十年も競争してきました。)In the field of biology, many researchers are rivals.
(生物学の分野では、多くの研究者がライバルです。)Their rivalry has led to significant advancements.
(彼らの競争は重要な進歩をもたらしました。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- competitor(競争相手)
- opponent(対戦相手)
- challenger(挑戦者)
- adversary(敵、対抗者)
反意語:
- ally(同盟者)
- partner(パートナー)
違いの具体例:
competitor
は一般的にビジネスやスポーツの競争相手を指しますが、rival
は個人的な競争や感情的な対立を含むことが多いです。opponent
は特定の試合や対戦での相手を指しますが、rival
はもっと長期的な競争関係を示します。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号:
- IPA: /ˈraɪvəl/
アクセント:
- アメリカ英語とイギリス英語で大きな違いはありません。強勢は最初の音節
ri-
に置かれます。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミス:
rival
をrivalle
やrivel
と誤って書くことがあります。
同音異義語:
rival
とrivalry
の使い分けに注意が必要です。rival
は名詞または動詞、rivalry
は名詞です。
試験対策:
- TOEICや英検では、ビジネスや競争に関連した文脈で出題されることが多いです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
ヒント:
- ライバル(rival)の「ライ」と「バル」を覚えると、日本語の「ライバル」を連想しやすいです。
- 「ライバル」は競争する相手、対戦相手というイメージを持つと覚えやすいです。
関連ストーリー:
- 「ライバル」と「友達」が一緒にいるシーンを想像し、競争することが良い結果を生むというポジティブなストーリーを思い浮かべると記憶に残りやすいです。
以上が「rival」の詳細な解説です。この情報が学習の助けになれば幸いです。
意味のイメージ
意味(1)
(…の)競争相手,ライバル,好敵手,匹敵する人(物)《+for+名》,(…における)競争相手《+in+名》