最終更新日:2024/06/17
He virtually lives at the office; he’s there from morning until late at night.
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元となった辞書の項目
virtually
解説
1. 基本情報と概要
virtually
- 意味(英語): Nearly; almost entirely.
意味(日本語): ほとんど;実質的に。
- 「ほとんど完全にそうである」というニュアンスを持つ副詞です。例えば、「ほとんど全ての人が参加した」や「実質的に解決された」などの場面で使われます。
品詞: 副詞
CEFRレベル: B2(中上級)
- この単語は、日常会話やビジネス、学術的な場面でも頻繁に使われるため、中上級レベルの学習者にとって重要です。
2. 語構成と詳細な意味
- 接頭語: 無し
- 語幹:
virtual
(仮想の、実質的な) - 接尾語:
-ly
(副詞を作る)
関連語
- virtual(形容詞): 仮想の、実質的な
- virtue(名詞): 美徳、長所
コロケーション
- virtually impossible(ほぼ不可能)
- virtually every(ほとんど全ての)
- virtually identical(ほぼ同一の)
- virtually unchanged(ほとんど変わっていない)
- virtually undetectable(ほとんど検出不可能)
- virtually certain(ほぼ確実)
- virtually unknown(ほとんど知られていない)
- virtually eliminated(ほぼ排除された)
- virtually all(ほとんど全て)
- virtually complete(ほぼ完成された)
3. 語源とニュアンス
- 語源: ラテン語
virtus
(力、美徳)に由来し、virtualis
(実質的な)を経由して、中世英語のvirtuel
から派生。 - ニュアンス: 「実質的に」という意味合いが強く、物事がほぼ完全にそうであることを示す。特に、現実の物理的な存在ではないが、効果や結果が実際に等しい場合に使われる。
使用シーン
- カジュアル・フォーマル両方で使われる。
- 日常会話、ビジネス、学術的な文脈で広く使用。
4. 文法的な特徴と構文
- 一般的な構文:
virtually + 形容詞/副詞/動詞
- 例:
The task was virtually impossible.
- 例:
- フォーマル/カジュアル: 両方で使用可能。
5. 実例と例文
日常会話
She is virtually my best friend.
- 彼女はほとんど私の親友です。
The store is virtually empty.
- 店はほとんど空っぽです。
I have virtually no time left.
- ほとんど時間が残っていません。
ビジネス
The project is virtually complete.
- プロジェクトはほぼ完成しています。
We have virtually eliminated all the errors.
- ほとんど全てのエラーを排除しました。
The new policy is virtually the same as the old one.
- 新しい政策はほとんど古いものと同じです。
学術的
The results are virtually identical to the previous study.
- 結果は前の研究とほぼ同一です。
The species is virtually extinct in the wild.
- この種は野生ではほとんど絶滅しています。
Virtually all the data points to the same conclusion.
- ほとんど全てのデータが同じ結論を示しています。
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- almost(ほとんど)
The job is almost done.
(仕事はほとんど終わりました。)- nearly(ほとんど)
It's nearly impossible.
(それはほぼ不可能です。)- practically(実質的に)
She is practically running the company.
(彼女は実質的に会社を運営しています。)
反意語
- actually(実際に)
He is actually doing it.
(彼は実際にそれをやっています。)- completely(完全に)
The task is completely finished.
(作業は完全に終了しました。)
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号: /ˈvɜːrtʃuəli/
- アクセント: 第1音節に強勢。
VIR-chu-ally
- アメリカ英語とイギリス英語: 発音はほぼ同じですが、アクセントの位置や発音の微妙な違いがあります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス:
virutally
やvirtuly
など、誤って書くことが多い。 - 同音異義語:
virtue
(美徳)と混同しないように注意。 - 試験対策: TOEICや英検などの試験で、特に文章中の意味を問う問題で出題されることが多い。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 覚えやすいヒント:
virtually
のvirt
はvirtue
(美徳)から来ているので、良い結果や状態が「ほぼ」達成されていることをイメージすると覚えやすいです。 - 関連ストーリー: 「virtually」は、仮想(virtual)と関連があり、「現実ではないが、ほぼ現実のように」というイメージを持つと理解しやすい。
このように「virtually」は、ほとんどや実質的にという意味を持つ副詞で、多くの場面で使われる便利な単語です。覚えておくと非常に役立つでしょう。
意味のイメージ
意味(1)
事実上,実質的には