元となった辞書の項目
virus
解説
名詞「virus」を詳細に解説
1. 基本情報と概要
virus(ウイルス)は、英語で「virus」、日本語では「ウイルス」として知られています。これは、感染性の病原体であり、細胞内でのみ増殖する微生物です。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。
- 品詞:名詞
- CEFRレベル:B1(中級)
意味
- 英語:A microscopic infectious agent that can replicate only inside the living cells of an organism.
- 日本語:生物の細胞内でのみ増殖する微生物。
2. 語構成と詳細な意味
virusは単一の語幹から成り立っています。派生語や類縁語として以下のようなものがあります:
- viral(形容詞):ウイルスの、ウイルス性の
- virion(名詞):ウイルス粒子
よく使われるコロケーション(共起表現)
- virus infection:ウイルス感染
- computer virus:コンピュータウイルス
- virus outbreak:ウイルスの発生
- virus strain:ウイルス株
- virus transmission:ウイルスの伝染
- virus carrier:ウイルス保有者
- virus detection:ウイルス検出
- virus protection:ウイルス防御
- virus replication:ウイルス複製
- virus mutation:ウイルス変異
3. 語源とニュアンス
語源:ラテン語の「virus」から来ており、元々は「毒」や「毒液」という意味でした。
ニュアンス
ウイルスは病気や感染症を引き起こす厄介な存在として、しばしばネガティブなニュアンスを持ちます。医療や科学の文脈で使われることが多いですが、コンピュータウイルスのように技術的な文脈でも使用されます。
4. 文法的な特徴と構文
virusは可算名詞として使われます。複数形は「viruses」です。
一般的な構文やイディオム
- a strain of virus:ウイルスの一種
- to contract a virus:ウイルスに感染する
- to spread a virus:ウイルスを広める
5. 実例と例文
日常会話
I caught a virus and have been feeling sick all week.
- 「ウイルスに感染して一週間ずっと具合が悪い。」
There's a new virus going around.
- 「新しいウイルスが広まっている。」
Make sure to update your antivirus software.
- 「アンチウイルスソフトを更新するのを忘れないで。」
ビジネス
Our company is developing a vaccine for the new virus.
- 「我が社は新しいウイルスのワクチンを開発しています。」
The sudden outbreak of the virus affected global markets.
- 「ウイルスの突然の発生が世界の市場に影響を与えた。」
We need to implement better virus protection measures.
- 「より良いウイルス防御策を実施する必要があります。」
学術的
The virus was identified using advanced molecular techniques.
- 「ウイルスは高度な分子技術を用いて特定されました。」
Research on virus replication is crucial for developing treatments.
- 「ウイルス複製の研究は治療法の開発に重要です。」
Understanding virus mutation patterns helps in predicting outbreaks.
- 「ウイルスの変異パターンを理解することは発生予測に役立ちます。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- bacteria(細菌):ウイルスと異なり、自己複製できる生物
- 例:
Bacteria can be killed with antibiotics, but viruses cannot.
- 「細菌は抗生物質で殺せますが、ウイルスはそうではありません。」
- 例:
反意語
- antivirus(アンチウイルス):ウイルスに対抗するもの
- 例:
Installing antivirus software can protect your computer from threats.
- 「アンチウイルスソフトをインストールすることで、コンピュータを脅威から守ることができます。」
- 例:
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号:/ˈvaɪrəs/
- 強勢:最初の音節に強勢があります。
- アメリカ英語とイギリス英語の違い:特に顕著な違いはありません。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミスとして「virous」と書いてしまうことがありますが、正しくは「virus」です。また、「ウイルス」と「バクテリア(細菌)」を混同しないように注意が必要です。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
ウイルスのイメージとして、病気やコンピュータのトラブルを引き起こす「見えない敵」として覚えると良いです。また、ウイルスが細胞内でのみ増殖することを覚えておくと、その性質を理解しやすくなります。
意味のイメージ
意味(1)
ビールス,ろ過性病原体