元となった辞書の項目
welfare
解説
1. 基本情報と概要
Welfare (名詞)
- 英語の意味: The health, happiness, and fortunes of a person or group.
- 日本語の意味: 福祉、福利、生活保護
「welfare」は、個人や集団の健康、幸福、および繁栄を意味する単語です。また、政府が提供する生活保護や社会福祉の意味でも使われます。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。
CEFRレベル: B1(中級)
2. 語構成と詳細な意味
- 接頭語: なし
- 語幹:
welf
(wellとfareの組み合わせ) - 接尾語:
fare
(行く、進む)
関連語:
- Well-being: 幸福、健康
- Social welfare: 社会福祉
- Welfare state: 福祉国家
- Child welfare: 児童福祉
- Welfare system: 福祉制度
- Public welfare: 公共福祉
- Employee welfare: 従業員福祉
- Animal welfare: 動物福祉
- Welfare benefits: 福祉給付
- Welfare programs: 福祉プログラム
3. 語源とニュアンス
語源: 中世英語の wel
(良い)と fare
(進む、行く)から派生。
ニュアンス: 「welfare」は、個人や集団の幸福を指すカジュアルな場面から、社会福祉制度などのフォーマルな場面でも広く使われます。
4. 文法的な特徴と構文
可算・不可算: 基本的に不可算名詞
使用シーン: フォーマル・インフォーマルの両方で使用可
一般的な構文:
- The government provides welfare to those in need.
- He is concerned about the welfare of his employees.
- The welfare system needs reform.
5. 実例と例文
日常会話:
I worry about the welfare of stray cats in the neighborhood.
Her welfare is my top priority.
Many people rely on welfare benefits to make ends meet.
ビジネス:
Our company offers various welfare programs for employees.
Improving worker welfare can enhance productivity.
We need to review our employee welfare policies.
学術的な文脈:
The study examines the impact of social welfare policies on poverty reduction.
Welfare economics focuses on improving societal well-being.
Child welfare services are crucial for protecting vulnerable children.
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- Well-being: 健康、幸福(より個人的な幸福感)
- Prosperity: 繁栄(経済的な成功を強調)
- Benefit: 利益、恩恵(特定の恩恵や利点)
反意語:
- Hardship: 苦難
- Suffering: 苦しみ
- Neglect: 無視、怠慢
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /ˈwɛl.fɛr/
アクセント: 第一音節「wel」にアクセントがあります。アメリカ英語とイギリス英語での発音はほぼ同じです。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス:
welfare
を「welfair」と書いてしまうミス。 - 同音異義語: なし
- 試験対策: TOEICや英検などの試験で、社会福祉や公共政策に関連する問題でよく出題されます。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「welfare」は「well-being」と「fare」(進む)を組み合わせた単語で、良い状態に進むというイメージで覚えると良いでしょう。また、公共の福祉制度などを考えると記憶に残りやすいです。
意味のイメージ
意味(1)
幸福,繁栄
意味(2)
福祉[事業],厚生[事業]
意味(3)
(米政府の)生活保護