元となった辞書の項目
after
解説
1. 基本情報と概要
after(アフター)
品詞:前置詞(Preposition)
意味:
- 英語:following in time or place
- 日本語:時間や場所で後に続く
- 概要:何かの後に続くことを示す前置詞です。時間的な順序や場所の位置関係を表すときに使われます。
CEFRレベル:A1(超初心者)
例:
- 時間の順序:We will go to the park after lunch.(昼食の後に公園に行きます)
- 場所の位置関係:The cat is hiding after the couch.(猫はソファの後ろに隠れています)
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
- 接頭語:なし
- 接尾語:なし
- 語幹:after(後)
派生語や類縁語:
- afterward(s):その後
- aftermath:余波
- afterlife:来世
よく使われるコロケーション:
- after school(放課後)
- after work(仕事の後)
- after dinner(夕食の後)
- after the meeting(会議の後)
- after a while(しばらくして)
- after the movie(映画の後)
- after a long day(長い一日の後)
- after the storm(嵐の後)
- after many years(多くの年の後)
- after the game(試合の後)
3. 語源とニュアンス
語源:
- 古英語の「æfter」に由来し、後に続くことを意味します。長い歴史の中で、時間や順序を表す前置詞として使われてきました。
ニュアンス:
- 時間的・空間的に「後に」という意味ですが、感情的な強調や特定の強い感情を伴うことはあまりありません。非常に一般的で、日常的に使われる単語です。
4. 文法的な特徴と構文
使用シーン:
- 日常会話、ビジネス、学術的な文脈のいずれにも適しています。
一般的な構文:
- after + 名詞:We will have a meeting after lunch.
- after + 動名詞:She felt better after resting.
- after + 節:I will call you after I finish my work.
文法上のポイント:
- 前置詞として使う場合、後に名詞や動名詞が続きます。
- 接続詞として使う場合、後に節が続きます。
5. 実例と例文
日常会話:
- Let's go for a walk after dinner.(夕食の後に散歩に行こう。)
- I usually read a book after work.(普段は仕事の後に本を読みます。)
- Can we talk after the movie?(映画の後に話せる?)
ビジネス:
- The report is due after the meeting.(報告書は会議の後に提出です。)
- We can finalize the deal after lunch.(昼食の後に契約を確定できます。)
- Please send the email after reviewing the document.(書類を確認した後にメールを送ってください。)
学術的な文脈:
- The experiment was conducted after the initial survey.(初回調査の後に実験が行われました。)
- The results were analyzed after collecting the data.(データ収集後に結果が分析されました。)
- The discussion will take place after the presentation.(プレゼンテーションの後に議論が行われます。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- following(次に): This word often implies the immediate succession of events.(この単語は出来事の直後の連続を示すことが多いです。)
- subsequent(後の): More formal and often used in academic contexts.(よりフォーマルで、学術的な文脈で使われることが多いです。)
反意語:
- before(前に): The opposite of after, indicating something occurs prior to another event.(「after」の反対で、何かが他の出来事の前に起こることを示します。)
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号:
- IPA:/ˈæf.tər/
アクセント:
- 単語全体で一つの音節として発音され、特に強調される部分はありません。
アメリカ英語とイギリス英語の違い:
- アメリカ英語:/ˈæf.tɚ/
- イギリス英語:/ˈɑːf.tər/
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミス:
- 「after」を「affter」や「aftter」と綴る間違いが多いです。
同音異義語との混同:
- actor(俳優)と混同しやすいので注意。
試験対策:
- TOEICや英検でもよく出題される基本的な前置詞です。時間や順序を問う問題で頻繁に使用されます。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
覚えやすいイメージ:
- 「アフター」と言えば、飲み会やイベントの後に行う「アフターパーティー」をイメージすると覚えやすいです。
勉強テクニック:
- 「after」を使ったフレーズをたくさん覚えると、自然に使えるようになります。例えば、「after school」「after work」などのフレーズを日常生活で使うことを意識しましょう。
このように「after」は非常に基本的で日常的に使う前置詞なので、しっかり覚えておくと英語力が大きく向上します。
意味のイメージ
意味(1)
《時・順序》…の後に,…後に;…の次に
意味(2)
…を求めて,の後を追って
意味(3)
…の名をとって,にならって;…ふうに(の)
意味(4)
…のことを心配して,に関して
意味(5)
…だから,…の結果
意味(6)
《前後に同じ名詞を用いて連続・反復など》
意味(7)
《時》…した後で(に),してから
意味(8)
《順序・時》後に,後ろから,後で
意味(9)
後の,次の