元となった辞書の項目
back
解説
1. 基本情報と概要
back(バック)は英語で「後ろに」「戻って」「再び」などの意味を持つ副詞です。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。
- 品詞:副詞
- 他の品詞になった時の例:
- 名詞:back(背中、後部)
- 形容詞:back(後ろの、後部の)
- 動詞:back(後退する、支持する)
CEFRレベル:A1(超初心者)
2. 語構成と詳細な意味
- 語幹:back
- 「後ろ」「戻る」という意味を持つ基本部分です。
関連語や派生語:
- backward(後方に、逆行する)
- background(背景)
- backwardness(遅れ、後進性)
よく使われるコロケーション(共起表現):
- come back(戻ってくる)
- go back(戻る)
- give back(返す)
- take back(取り戻す)
- look back(振り返る)
- pay back(返済する)
- send back(送り返す)
- fall back(後退する)
- hold back(抑える)
- bring back(持ち帰る)
3. 語源とニュアンス
語源:
- 古英語「bæc」から派生し、後ろや背中を意味していました。
ニュアンスと使用時の注意点:
- 「back」は日常的な会話でもよく使われます。口語でも文章でも使用可能です。
- フォーマルな文脈では「return」などの語を使うことが多いです。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文やイディオム:
- come back to(〜に戻る)
- get back to(〜に戻る)
- go back on one's word(約束を破る)
使用シーン:
- フォーマル:文章やビジネス文書など
- カジュアル:日常会話や友人とのやり取りなど
5. 実例と例文
日常会話:
- I will be back in a minute.(すぐ戻ります。)
- Can you give me my book back?(私の本を返してくれますか?)
- Let's go back to the park.(公園に戻りましょう。)
ビジネス:
- Please get back to me as soon as possible.(できるだけ早く返信してください。)
- I'll get back to you with the details.(詳細を後でお伝えします。)
- Let's go back to the main topic.(主題に戻りましょう。)
学術的な文脈:
- The study goes back to the 19th century.(その研究は19世紀に遡ります。)
- Looking back, we can see the progress made.(振り返ると、進展が見えます。)
- The data supports going back to the original hypothesis.(データは元の仮説に戻ることを支持しています。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- return(戻る)- よりフォーマル
- revert(元に戻る)- より正式
- regress(後退する)- ネガティブな意味合いが強い
反意語:
- forward(前方に)
- advance(進む)
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号:
- /bæk/
特徴:
- アメリカ英語とイギリス英語で発音の違いはほとんどありません。
- アクセントは「a」にあります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス:特に「bac」や「bak」と書かないように注意。
- 同音異義語:動詞の「back up」(バックアップする)と混同しないように。
試験対策:
- TOEICや英検では「back」を使ったフレーズやイディオムがよく出題されます。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- イメージ:「back」は「背中」を意味するので、何かが「後ろに」「戻る」イメージを持つと覚えやすいです。
- 記憶テクニック:日常的な動作(戻る、返す)を意識して、実際に使ってみると記憶に残りやすいです。
これで、副詞「back」に関する詳細な解説が終了です。学習に役立ててください!
意味のイメージ
意味(1)
後方へ,後ろに(backward)
意味(2)
(場所・状態が)もとへ,帰って,返して
意味(3)
(時間的に)さかのぼって,今から…前に(ago)