最終更新日:2024/06/13
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元となった辞書の項目

behind

前置詞

《場所・位置》…の後ろに,の陰に, の陰に隠れて / 《比喩的に》…の陰に隠されて,の裏に(at the back of) / …を支持して,…に味方して / 《leave,remain,stayなどの動詞と共に用いて》…の後に,が去った後に / (定められた時刻)に遅れて, (知識・仕事・進歩などが)遅れて

猫はソファの後ろに隠れています。

解説

1. 基本情報と概要

behind は英語で「後ろに」「背後に」などの意味を持つ前置詞です。日本語では、「〜の後ろに」「〜の背後に」と訳されます。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。


  • 品詞: 前置詞(preposition)

CEFRレベル: A1(超初心者)

2. 語構成と詳細な意味


  • 接頭語: なし

  • 接尾語: なし

  • 語幹: なし

関連語:


  • 動詞形はなく、派生語として特に接頭語・接尾語を持つ形はありません。

よく使われるコロケーション:


  1. behind the house - 家の後ろで

  2. behind schedule - 予定より遅れて

  3. behind the scenes - 舞台裏で

  4. behind the wheel - 運転中で

  5. behind bars - 刑務所に入って

  6. behind the door - ドアの後ろで

  7. behind someone's back - 人の背後で(陰で)

  8. behind the curtain - カーテンの後ろで

  9. behind the times - 時代遅れで

  10. behind closed doors - 非公開で

3. 語源とニュアンス

語源: 古英語の「behindan」に由来し、「be-」(〜のところに)と「hindan」(後ろに)から成り立っています。

ニュアンス:


  • 一般的には物理的な位置関係を示すことが多いですが、「behind schedule」や「behind the times」のように、抽象的な遅れや後れを示す場合もあります。

使用シーン:


  • 口語と文章の両方で使われます。カジュアルとフォーマルの両方に対応しています。

4. 文法的な特徴と構文

一般的な構文:


  • S + V + behind + O: The cat is behind the door.

  • S + be + behind + O: He is behind the project.

特定のイディオム:


  • behind the eight ball: 不利な立場にいる

  • behind the curve: 遅れている

5. 実例と例文

日常会話:


  1. The keys are behind the couch.(鍵はソファの後ろにあります。)

  2. She stood behind me.(彼女は私の後ろに立っていました。)

  3. The dog is hiding behind the tree.(犬が木の後ろに隠れています。)

ビジネス:


  1. We are behind schedule on this project.(このプロジェクトは予定より遅れています。)

  2. The team is working behind the scenes to fix the issue.(チームは問題を解決するために舞台裏で働いています。)

  3. He is the mastermind behind the new strategy.(彼が新しい戦略の背後にいる頭脳です。)

学術的な文脈:


  1. The theory behind this experiment is complex.(この実験の背後にある理論は複雑です。)

  2. The data behind the study is reliable.(この研究の背後にあるデータは信頼性があります。)

  3. The research team worked behind closed doors.(研究チームは非公開で作業しました。)

6. 類義語・反意語と比較

類義語:


  • after(〜の後に)

  • at the back of(〜の後ろで)

反意語:


  • in front of(〜の前に)

比較:


  • after は時間の順序を示すことが多く、物理的な位置を示す「behind」とは異なります。

  • at the back of も物理的な位置を示しますが、範囲が広く、具体的な位置を示す「behind」とは異なります。

7. 発音とアクセントの特徴

発音記号: /bɪˈhaɪnd/

強勢: 第二音節に強勢があります(haɪnd)。

アメリカ英語とイギリス英語の違い: 特にありません。

よくある発音の間違い: 「bihind」と発音するのではなく、「behind」と発音します。

8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: 「behined」などと綴り間違えないように注意。

  • 同音異義語との混同: 特にありません。

  • 試験対策: TOEICや英検などで頻出する前置詞です。基本的な位置関係を示す用法から抽象的な意味まで幅広く理解しておくことが重要です。

9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • ヒント: 「be(〜のところに)」+「hind(後ろ)」で「behind(後ろに)」と覚えるとよいでしょう。

  • イメージ: 友達があなたの後ろに立っている様子を思い浮かべると、「behind」の意味がより直感的に理解できます。


意味のイメージ
behind

CEFR-J A1 / 英和選択問題

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