under
《下方の場所・位置》『…の下に』,に覆われて / 《内部の位置》『…の内側に』,の下に / (重荷・苦痛など)『を負って』,に圧迫されて / (支配・保護・影響など)『…を受けて』,のもとで,の状態で / 《受動状態の継続》『…中』 / (分類項目)『の中に』,に属して / (地位・数量などが)『…に劣る』,より下の / (行動などの基準)に従って,基づいて
1. 基本情報と概要
under は前置詞(preposition)です。
- 英語: under
- 日本語: ~の下に、~の下で
「under」は「~の下に」や「~の下で」という意味で、物理的な位置関係や抽象的な状況を示す際に使われます。例えば、「机の下にある」や「管理下にある」などです。
CEFRレベル: A1(超初心者)
2. 語構成と詳細な意味
「under」は接頭語や接尾語を持たず、単一の前置詞として機能します。ただし、「under」の形を略して作られる単語(undergo, underestimateなど)もあります。
よく使われるコロケーション
- under the table - テーブルの下に
- under the bed - ベッドの下に
- under pressure - プレッシャーの下で
- under construction - 建設中で
- under control - 管理下に
- under investigation - 調査中で
- under the weather - 体調が悪い
- under attack - 攻撃を受けて
- under the influence - 影響下に
- under the impression - 印象を受けて
3. 語源とニュアンス
「under」は古英語の「under」から来ており、ゲルマン語派の言語に共通する語です。歴史的には物理的な「下」という位置を示すだけでなく、権力や影響の「下にある」という意味で使われてきました。
例えば、「under someone's control」(誰かの支配下にある)は、物理的な位置ではなく、抽象的な影響力を示しています。
4. 文法的な特徴と構文
「under」は前置詞として、名詞や代名詞の前に置かれ、位置関係や状況を示します。フォーマル・カジュアルどちらの場面でもよく使われます。
一般的な構文
- under + 名詞:例:under the table
- 動詞 + under + 名詞:例:run under the bridge
- be + under + 名詞:例:be under pressure
5. 実例と例文
日常会話
- The cat is under the table.
- 猫はテーブルの下にいます。
- I left my keys under the bed.
- ベッドの下に鍵を置きました。
- She feels under the weather today.
- 彼女は今日体調が悪いです。
ビジネス
- The project is under budget.
- プロジェクトは予算内です。
- The company is under new management.
- 会社は新しい経営陣の下にあります。
- The contract is under review.
- 契約は審査中です。
学術的な文脈
- The hypothesis is under investigation.
- 仮説は調査中です。
- The theory was developed under great scrutiny.
- 理論は厳しい精査の下で開発されました。
- The experiment was conducted under controlled conditions.
- 実験は管理された条件下で行われました。
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- below(下に): より下の位置にあることを示しますが、物理的な位置に限られます。
- 例: The temperature dropped below freezing.(気温が氷点下に下がった)
- beneath(下に): よりフォーマルで、物理的・抽象的に使われます。
- 例: The treasure was buried beneath the sand.(宝物は砂の下に埋められた)
反意語
- above(上に)
- 例: The picture is above the fireplace.(絵は暖炉の上にある)
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号: /ˈʌndər/
- アクセント: 最初の音節に強勢があります。
アメリカ英語とイギリス英語での発音の違いはほとんどありません。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: 「undre」や「uder」と綴るミスがよくあります。
- 意味の混同: 「below」や「beneath」と混同することがありますが、使い方が異なるので注意が必要です。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「under」は「un(アンダー)」と覚えやすい音を持っているため、日本語の「アンダー」としてそのまま覚えると良いでしょう。また、物理的にも抽象的にも「下」という意味を持つため、イメージしやすい場面を思い浮かべると記憶に残りやすいです。
《下方の場所・位置》…の下に,に覆われて
《内部の位置》…の内側に,の下に
(重荷・苦痛など)を負って,に圧迫されて
(支配・保護・影響など)…を受けて,のもとで,の状態で
《受動状態の継続》…中
(分類項目)の中に,に属して
(地位・数量などが)…に劣る,より下の
(行動などの基準)に従って,基づいて