元となった辞書の項目
well
解説
1. 基本情報と概要
well
- 意味(英語): in a good way, to a good or satisfactory extent
- 意味(日本語): よく、上手に、満足のいく程度に
こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。例えば、「彼はよく走る」という時に「He runs well」と言います。
- 品詞: 形容詞、副詞
- CEFRレベル: A2(初級)
2. 語構成と詳細な意味
well は接頭語・接尾語・語幹がない単語です。単独で意味を持ちます。
派生語や類縁語:
- wellness (名詞): 健康
- well-being (名詞): 幸福、健康
よく使われるコロケーション:
- do well - よくやる
- well done - よくできました
- well-being - 幸福
- well-known - 有名な
- sleep well - よく眠る
- well enough - 十分に
- get well - 回復する
- well ahead - 先行する
- well off - 裕福な
- well played - うまくやった
3. 語源とニュアンス
語源: 古英語の wel
に由来し、ラテン語の valēre
(強い、健康な)がルーツです。
ニュアンス: well
はポジティブな意味合いを持ち、満足や良好を示します。カジュアルからフォーマルな会話まで広く使用されます。
4. 文法的な特徴と構文
形容詞としての使い方:
- He feels well.(彼は気分が良い)
副詞としての使い方:
- She sings well.(彼女は上手に歌う)
イディオムと構文:
- well done: よくやった
- well off: 裕福な
- do well: うまくやる
5. 実例と例文
日常会話:
- You did well on your test.(テストでよくやったね)
- I hope you sleep well.(よく眠れるといいね)
- She speaks English very well.(彼女は英語をとても上手に話します)
ビジネス:
- The project was well executed.(プロジェクトはよく実行されました)
- He is well respected in his field.(彼はその分野でよく尊敬されています)
- The report was well written.(レポートはよく書かれていました)
学術的:
- The experiment was well documented.(実験はよく記録されました)
- The theory is well supported by evidence.(理論は証拠によってよく支持されています)
- The data was well analyzed.(データはよく分析されました)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- good (良い)
- fine (良い、問題ない)
- excellent (素晴らしい)
反意語:
- poorly (悪く)
- badly (悪く)
- ill (病気で)
比較例:
He did well on the test.
(彼はテストでよくやった)He did poorly on the test.
(彼はテストで悪くやった)
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号: /wel/
- アクセント: 単音節なので、全体に均等に強調されます。
アメリカ英語とイギリス英語での違い:
- 発音にほとんど違いはありません。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミス:
wel
やwhale
と混同しないように注意。
混同しやすい単語:
good
(形容詞)と混同しないように注意。
試験対策:
- TOEICや英検で副詞としての使い方がよく出題されます。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
覚え方のヒント:
- 「ウェル」と簡単に発音できるので、発音とスペルが一致しやすいです。
well
の意味を「よく」と覚えれば、多くの場面で使えることを理解しやすいです。
勉強テクニック:
- 日常会話で
well
を意識的に使うことで、使い方に慣れることができます。
意味のイメージ