with
《随伴・協調》…と, と共に / 《所有・所持》…を持っている / 《道具・手段》…で, を使って / 《財料・供給物》…を与えて / ...に反対して / …と同時に / …に比べて / 《付帯状競》…して,しながら / …が原因で
1. 基本情報と概要
with(ウィズ)
品詞:前置詞
意味:
- 英語:with
- 日本語:「〜と一緒に」「〜を用いて」「〜に関して」
こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。例えば、誰かと一緒にいるときや、何かを使って何かをするときに使います。
CEFRレベル:A1(超初心者)
2. 語構成と詳細な意味
接頭語:なし
接尾語:なし
語幹:with
関連する派生語や類縁語:
- without(〜なしで)
- within(〜の中に)
よく使われるコロケーション:
- with a friend(友達と一緒に)
- with a pen(ペンを使って)
- with care(注意して)
- with joy(喜んで)
- with love(愛情を込めて)
- with respect(敬意を持って)
- with enthusiasm(熱意を持って)
- with patience(忍耐強く)
- with a smile(笑顔で)
- with difficulty(困難を伴って)
3. 語源とニュアンス
語源:
「with」は古英語の「wið」から来ており、これは「against(〜に対して)」や「towards(〜に向かって)」を意味していました。現在の「〜と一緒に」や「〜を用いて」という意味は、中世英語の時期に発展しました。
ニュアンス:
「with」は非常に多用途で、日常会話やビジネス、学術的な文脈など、幅広いシーンで使われます。カジュアルな場面からフォーマルな場面まで対応できる柔軟な単語です。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
- 主語 + 動詞 + with + 名詞(例:I went with my friend.)
- 主語 + 動詞 + with + 名詞 + to + 場所(例:She works with her team to achieve the goal.)
フォーマル/カジュアル:どちらのシーンでも使われます。
文法上のポイント:
「with」は前置詞なので、後に名詞や名詞句を伴います。
5. 実例と例文
日常会話:
- I went to the park with my dog.(犬と一緒に公園に行きました。)
- She talked with her friend on the phone.(彼女は電話で友達と話しました。)
- He fixed the car with a wrench.(彼はレンチを使って車を修理しました。)
ビジネス:
- I discussed the project with my boss.(上司とプロジェクトについて話し合いました。)
- We are working with a new client.(新しいクライアントと仕事をしています。)
- She attended the meeting with her team.(彼女はチームと一緒に会議に出席しました。)
学術的な文脈:
- The experiment was conducted with precision.(実験は正確に行われました。)
- The study was performed with a focus on accuracy.(研究は正確性に重点を置いて行われました。)
- The results were analyzed with statistical methods.(結果は統計的手法で分析されました。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- alongside(〜と並んで):He walked alongside his friend.(彼は友達と並んで歩いた。)
- using(〜を使って):She wrote the letter using a pen.(彼女はペンを使って手紙を書いた。)
反意語:
- without(〜なしで):I went to the park without my dog.(犬なしで公園に行きました。)
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA):/wɪð/ または /wɪθ/
発音の注意点:
- イギリス英語では /wɪð/ と発音されることが一般的ですが、アメリカ英語では /wɪθ/ の発音もよく使われます。
- 「w」の音をしっかりと発音し、「th」の部分は舌を歯の間に軽く置いて発音します。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミス:比較的少ないですが、「whith」などの間違いがあるかもしれません。
同音異義語との混同:
- with と witch(魔女)は同じ発音で混同しやすいですが、意味が全く違います。
試験対策:
TOEICや英検などの試験で頻出する前置詞の一つです。特に、文法問題やリーディングセクションでよく出題されます。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「with」を覚える際のヒントとして、「誰かと一緒にいる」イメージを持つと良いです。例えば、友達と一緒に遊んでいるシーンを思い浮かべると、自然に「with」という単語が頭に浮かびやすくなります。
また、音とスペリングのポイントとして、「w-i-t-h」という順番を口ずさみながら覚えると、記憶に残りやすくなります。
《随伴・協調》…と,と共に,といっしょに
《所有・所持》…を持っている,がある,の付いた
《道具・手段》…で,を使って
《財料・供給物》…で,を与えて
…を支持して,に賛成して
…に反対(敵対)して,を相手として
…と同時に,と同様に
…に比べて,に比例して
《様態》《名詞を伴い副詞句として》…で,を示して,をもって
《付帯状競》…して,しながら
《譲歩》…がありながら,にもかかわらず
…が原因で,のために,…で
…に任せて,のもとにあずけて,のところに
…に関して,について
…から離れて
《連結・混合》…と
《副詞と共に命令文で》