元となった辞書の項目
yourself
解説
1. 基本情報と概要
yourself(あなた自身)
- 意味(英語): A reflexive form of
you
, used to refer back to the subject of the sentence or clause. - 意味(日本語): 「あなた自身」という意味で、主語の「あなた」に対して再帰的に使われる単語です。例えば、「あなた自身を大切にしてください」のように使います。
品詞: 代名詞(再帰代名詞)
CEFRレベル: B1(中級)
- 中級レベルの単語で、日常会話やビジネスシーンなどでよく使われます。
2. 語構成と詳細な意味
- 接頭語: なし
- 語幹:
your
(あなたの) - 接尾語:
self
(自己)
関連語:
- myself(私自身)
- himself(彼自身)
- herself(彼女自身)
- itself(それ自身)
- ourselves(私たち自身)
- themselves(彼ら自身)
よく使われるコロケーション:
- Take care of yourself(自分自身を大切に)
- Be yourself(ありのままの自分でいなさい)
- Do it yourself(自分でやってみて)
- Treat yourself(自分にご褒美を)
- Introduce yourself(自己紹介をする)
- Ask yourself(自分に問いかける)
- Express yourself(自分を表現する)
- Believe in yourself(自分を信じる)
- Enjoy yourself(楽しんで)
- Defend yourself(自分を守る)
3. 語源とニュアンス
語源: 中英語の your
+ self
から成り立っており、古英語の ēower
(あなたの)と self
(自己)に由来します。
ニュアンス:
- 再帰代名詞は、主語と目的語が同じ人物や物である場合に使われます。
- カジュアルからフォーマルな文脈まで幅広く使われます。
- 自分自身に対して注意を促す場合や、自己紹介、自己表現の場面で使われることが多いです。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
- 再帰的な使用:
You should take care of yourself.
- 強調的な使用:
You yourself said it.
イディオム:
- Do it yourself(DIY、手作り)
- Make yourself at home(くつろいでください)
使用シーン:
- 日常会話: カジュアルな会話
- ビジネス: フォーマルな自己紹介や注意喚起
5. 実例と例文
日常会話:
Take care of yourself while I'm away.
- 「私がいない間、自分を大切にしてね。」
Enjoy yourself at the party!
- 「パーティーを楽しんでね!」
Be yourself, and you'll be fine.
- 「ありのままの自分でいれば大丈夫だよ。」
ビジネス:
Please introduce yourself to the team.
- 「チームに自己紹介してください。」
Feel free to help yourself to the refreshments.
- 「軽食を自由に取ってください。」
Ask yourself if this is the best decision.
- 「これが最善の決断かどうか自問してみてください。」
学術的な文脈:
In order to understand the concept, you should immerse yourself in the subject matter.
- 「概念を理解するためには、そのテーマに没頭するべきです。」
Reflect on yourself and your learning process regularly.
- 「自分自身と学習過程を定期的に振り返りましょう。」
You must discipline yourself to achieve academic success.
- 「学業の成功を収めるためには自己を律する必要があります。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- myself(私自身)
- 自分に関する再帰代名詞。例:
I hurt myself.
- 自分に関する再帰代名詞。例:
- oneself(自分自身)
- 一般的に使われる再帰代名詞。例:
One must take care of oneself.
- 一般的に使われる再帰代名詞。例:
反意語:
- someone else(他の誰か)
- 自分以外の人を指す表現。例:
Let someone else do it.
- 自分以外の人を指す表現。例:
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号: /jʊrˈsɛlf/ または /jərˈsɛlf/
- アクセント位置:
self
の部分にアクセントがあります。 - アメリカ英語とイギリス英語の違い: 大きな違いはありませんが、発音の微妙な違いがあることがあります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス:
yourself
のr
を忘れることが多いです。 - 同音異義語との混同:
your
とyou’re
の区別に注意が必要です。 - 使用方法: 再帰代名詞として使う場合、主語と一致させる必要があります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- ヒント:
your
+self
で「あなた自身」と覚えると良いです。 - 関連ストーリー: 自分を大切にすることや自己肯定感を高めるためのフレーズとして覚えると、日常生活でも使いやすくなります。
このように「yourself」は、自己を指す再帰代名詞として様々な文脈で使用されます。覚えやすく、使いやすい単語なので、日常会話やビジネスシーンでも積極的に使ってみましょう。
意味のイメージ
意味(1)
《強意用法》《you と同格に用いて》あなた自身,ご自身
意味(2)
《再帰用法》《動詞・前置詞の目的語として》あなた自身を(に),自分を(に)