act
行動する,行う / 《様態を表す副詞[句]を伴って》わざとふるまう,見せかける / 〈人・物が〉(…として)動く,役割をはたす《+as+名》 / 〈薬が〉作用する,きく / 舞台に立つ,出演する / 〈…の役〉'を'演ずる;〈劇〉'を'上演する / …‘に'ふさわしくふるまう / …‘に'見せかける,‘の'ふりをする
1. 基本情報と概要
act(アクト)は、動詞で「行動する」、「演じる」、「作用する」という意味です。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。
品詞: 動詞(他の品詞としては名詞もあります)
CEFRレベル: A2(初級)
英語の意味: To take action; to do something; to perform in a play or movie.
日本語の意味: 行動する、何かをする、劇や映画で演じる。
2. 語構成と詳細な意味
語幹: act
接頭語: なし
接尾語: 具体的な接尾語はありませんが、関連語に「action(行動)」、「active(活動的な)」などがあります。
派生語/類縁語:
- action(行動、名詞)
- active(活動的な、形容詞)
- activity(活動、名詞)
コロケーション:
- act quickly(すぐに行動する)
- act responsibly(責任を持って行動する)
- act on impulse(衝動的に行動する)
- act out(演じる)
- act as(〜として行動する)
- act of kindness(親切な行動)
- act in a play(劇で演じる)
- act on advice(アドバイスに従って行動する)
- act under pressure(プレッシャーの下で行動する)
- act for the good(善を目指して行動する)
3. 語源とニュアンス
語源: ラテン語の「actus」から派生し、これは「agere(行う)」に由来します。
ニュアンス: 「act」は、具体的な行動を示す場合もあれば、演技やパフォーマンスを示す場合もあります。カジュアルな場面からフォーマルな場面まで広く使われます。文脈によっては、ポジティブな行動(親切な行動、責任ある行動)も示します。
4. 文法的な特徴と構文
動詞の形式:
- 現在形: act
- 過去形: acted
- 過去分詞形: acted
- 進行形: acting
一般的な構文:
- 主語 + 動詞 + 目的語: She acts in movies.(彼女は映画で演じる)
- 主語 + 動詞 + 前置詞 + 名詞: He acted on the advice.(彼はそのアドバイスに従った)
- 主語 + 動詞 + 副詞: They acted quickly.(彼らはすぐに行動した)
フォーマル/カジュアル:
フォーマルでもカジュアルでも使用可能。文脈に応じて適切に使い分けます。
5. 実例と例文
日常会話:
- She always acts so kind.(彼女はいつもとても親切に行動する)
- Can you act as the host?(ホストとして行動できますか?)
- He acted without thinking.(彼は考えずに行動した)
ビジネス:
- We need to act on this issue immediately.(この問題に直ちに対処する必要がある)
- She acted as the interim manager.(彼女は暫定マネージャーとして行動した)
- They acted in accordance with the company's policy.(彼らは会社の方針に従って行動した)
学術的:
- The chemical acts as a catalyst.(その化学物質は触媒として作用する)
- The students were asked to act out the historical event.(学生たちは歴史的な出来事を演じるように求められた)
- This hormone acts on the liver.(このホルモンは肝臓に作用する)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- perform(演じる)
- The actor performed well in the play.(その俳優は劇でよく演じた)
- operate(操作する、作用する)
- The machine operates smoothly.(その機械はスムーズに動く)
- behave(振る舞う)
- He behaved in a strange manner.(彼は奇妙な振る舞いをした)
反意語:
- neglect(無視する)
- He neglected his duties.(彼は職務を怠った)
- ignore(無視する)
- She ignored the warning.(彼女は警告を無視した)
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /ækt/
強勢: 単音節語なので特に強勢はありません。
アメリカ英語とイギリス英語の違い: 発音に大きな違いはありません。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミス: 特に多くはありませんが、「act」と「action」を混同しないように注意が必要です。
同音異義語との混同: 特にありません。
試験対策: TOEICや英検では「行動する」や「演じる」といった意味での使用が多いです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
覚えやすくするためのヒント:
- 「act」は「action(行動)」に関連しています。何かを「行う」ことをイメージすると覚えやすいです。
関連ストーリー:
- 映画や舞台で「役を演じる」俳優が「act」している姿を想像すると、意味が分かりやすくなります。
勉強テクニック:
- 実際に短い演技をすることで、「act」の意味を体感的に覚える方法も効果的です。
以上が動詞「act」の詳細な解説です。役立ててください。
〈薬が〉作用する,きく
…‘に'見せかける,‘の'ふりをする
舞台に立つ,出演する
…‘に'ふさわしくふるまう
〈人・物が〉(…として)動く,役割をはたす《+as+名》
〈…の役〉'を'演ずる;〈劇〉'を'上演する
行動する,行う
《様態を表す副詞[句]を伴って》わざとふるまう,見せかける