元となった辞書の項目
cassette
解説
1. 基本情報と概要
Cassette(カセット)
- 意味(英語):A small, flat, rectangular device containing magnetic tape used for recording and playing back audio or video.
意味(日本語):音声や映像を録音・再生するための磁気テープを含む小さくて平べったい長方形の装置。こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。
品詞:名詞
CEFRレベル:B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
- 語幹:cassette(小箱、小さなケース)
関連語:
- Cassetting(動詞):カセットに録音すること。
- Cassetter(名詞):カセットを使う人。
よく使われるコロケーション:
- Audio cassette(オーディオカセット)
- Video cassette(ビデオカセット)
- Cassette player(カセットプレーヤー)
- Cassette tape(カセットテープ)
- Cassette recorder(カセットレコーダー)
- Cassette deck(カセットデッキ)
- Blank cassette(空のカセット)
- Pre-recorded cassette(事前に録音されたカセット)
- Cassette case(カセットケース)
- Cassette storage(カセット収納)
3. 語源とニュアンス
- 語源:フランス語の「cassette」から来ており、元は「小箱」を意味します。19世紀後半には「小さなケース」を意味するようになり、20世紀後半には録音媒体として定着しました。
- 使用時の注意点:現在ではデジタル媒体の普及により「cassette」はやや古風な印象を与えることがありますが、レトロな趣やアナログの魅力を感じる場面で使われることがあります。カジュアルな会話やレトロな文脈で使われることが多いです。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞:カセットは数えられる名詞です。
- 例:One cassette, two cassettes
- 一般的な構文:
- I found an old cassette.(私は古いカセットを見つけた。)
- Do you have a cassette player?(カセットプレーヤーを持っていますか?)
5. 実例と例文
日常会話:
- I used to listen to my favorite songs on cassette tapes.(昔はカセットテープでお気に入りの曲を聴いていました。)
- Do you remember making mixtapes on cassettes?(カセットでミックステープを作ったのを覚えていますか?)
- My old car still has a cassette player.(私の古い車にはまだカセットプレーヤーが付いています。)
ビジネス:
- The training material is available on both DVD and cassette.(研修資料はDVDとカセットの両方で利用可能です。)
- We need to digitize our old cassette recordings.(古いカセット録音をデジタル化する必要があります。)
- The conference was recorded on cassette tapes.(その会議はカセットテープに録音されました。)
学術的な文脈:
- The archives contain numerous audio cassettes from the 1980s.(そのアーカイブには1980年代のオーディオカセットが多数含まれています。)
- Researchers have found that cassette tapes degrade over time.(研究者はカセットテープが時間と共に劣化することを発見しました。)
- The study includes interviews recorded on cassette tapes.(その研究にはカセットテープに録音されたインタビューが含まれています。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- Tape(テープ):より一般的な言葉で、カセットテープを含む。
- Cartridge(カートリッジ):同様に音声や映像を記録する媒体だが、形状や使用方法が異なる。
- Reel(リール):テープを巻くための装置、特にオープンリールテープに使用。
反意語:
- Digital file(デジタルファイル):デジタル形式の音声や映像データ。
- CD(シーディー):コンパクトディスク、デジタル音声の記録媒体。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号(IPA):/kəˈsɛt/
- アクセント:第二音節に強勢があります。
- アメリカ英語とイギリス英語の違い:特に大きな違いはありません。
- よくある発音の間違い:最初の「c」を「k」と発音すること。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス:
cassette
の「s」は2つであることを覚えておきましょう。間違いやすいのは「cassete」と1つの「s」で書くことです。 - 同音異義語:特に混同されやすい単語はありませんが、古い技術用語としてデジタル用語と区別することが重要です。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 覚えやすいイメージ:カセットは「小さな箱(case)」に関連付けて覚えると良いでしょう。
- 勉強テクニック:実際にカセットを見たり、古いカセットプレーヤーを使ってみることで、記憶に残りやすくなります。
「cassette」はレトロな魅力があり、昔の音楽や映像を楽しむための重要なアイテムでした。その歴史とともに覚えると、より深く理解できるでしょう。
意味のイメージ
意味(1)
(録音・録画テープの)カセット;(タイプライターの)カートリッジ,(フイルムの)パトローネ