possibly
1. 基本情報と概要
possibly
- 意味(英語): In a way that might happen or be true.
- 意味(日本語): あり得るかもしれないという意味です。何かが起こる可能性があることを示すときに使います。
副詞(adverb)です。何かが確実ではないが、可能性があることを示すニュアンスがあります。
CEFRレベル:B1(中級)
2. 語構成と詳細な意味
- 語構成:
possible
(形容詞:可能な) +-ly
(副詞を作る接尾語) - 関連語:
possible
(形容詞:可能な)possibility
(名詞:可能性)
よく使われるコロケーション(共起表現):
- possibly true(あり得る)
- possibly the best(おそらく最高の)
- possibly not(そうではないかもしれない)
- could possibly(ひょっとすると)
- might possibly(もしかしたら)
- possibly due to(おそらく〜による)
- possibly happen(起こりうる)
- possibly mistaken(おそらく間違っている)
- possibly dangerous(危険かもしれない)
- possibly the worst(おそらく最悪の)
3. 語源とニュアンス
語源: ラテン語の possibilis
(可能な)に由来します。
ニュアンス: 何かが正確にはわからないが、起こる可能性があることを柔らかく示します。話す際には丁寧で慎重な感じを与えることが多いです。
使用シーン: 日常会話、ビジネス、学術的な文章など、幅広い場面で使われます。一般的には口語でも文語でも使用されますが、カジュアルなシーンからフォーマルなシーンまで適用できます。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文:
- 肯定文:
It could possibly rain tomorrow.
(明日はひょっとすると雨が降るかもしれない。) - 否定文:
It is not possibly true.
(それはあり得ない。) - 疑問文:
Could you possibly help me?
(助けていただけますか?)
使用シーンによる特徴:
- フォーマル:
We will possibly need to review the contract.
- カジュアル:
Do you think she could possibly like me?
5. 実例と例文
日常会話:
Can you possibly lend me your car for the weekend?
(週末に車を貸してくれますか?)Do you possibly know where my keys are?
(鍵がどこにあるか知っていますか?)I can't possibly finish this by tomorrow.
(これを明日までに終わらせるのは無理です。)
ビジネス:
Could we possibly schedule a meeting for next week?
(来週に会議を予定できますか?)It's possibly the best solution for our problem.
(これはおそらく私たちの問題に対する最良の解決策です。)We might possibly need additional resources.
(追加のリソースが必要になるかもしれません。)
学術的な文脈:
This theory is possibly supported by recent findings.
(この理論は最近の発見によって支持されるかもしれません。)The results could possibly indicate a new trend.
(結果は新しい傾向を示している可能性があります。)It is possibly due to environmental factors.
(これはおそらく環境要因によるものです。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- perhaps(おそらく)
- 例:
Perhaps it will rain tomorrow.
(おそらく明日は雨が降るでしょう。)
- 例:
- maybe(多分)
- 例:
Maybe she will come to the party.
(彼女はパーティーに来るかもしれません。)
- 例:
反意語:
- definitely(確実に)
- 例:
It will definitely rain tomorrow.
(明日は確実に雨が降るでしょう。)
- 例:
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号: /ˈpɒsɪbli/
アクセント: 第1音節にアクセントがあります。
アメリカ英語とイギリス英語の違い: 大きな違いはありませんが、アメリカ英語では「pɑːs」ではなく「pɒs」と発音することがあります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
スペルミス: 「possibly」を「posibly」と書かないように注意しましょう。
同音異義語: 「possibly」と「probably」を混同しないようにしましょう。 「probably」は「おそらく」の意味で、可能性が高い場合に使われます。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
覚えやすくするためのヒント: 「possible」(可能な)に「-ly」をつけて副詞にすることを覚えておきましょう。何かが「可能」かもしれないときに使うと考えると覚えやすいです。
イメージ: 何かが起こるかもしれない、でも確実ではない、という曖昧なイメージを持つと良いでしょう。
これで、副詞「possibly」に関する詳細な解説が完了です!
《文全体を修飾して》ひょっとしたら,ことによると
《canと共に用いて》《肯定文で》なんとかして,できる限り;《疑問文で》なんとか,どうにかして;《否定文で》どうしても,とても